2019/06/30
SUPER GT Rd.4 Thailand

アンドレ・クート、14番手スタートから7位フィニッシュ!

 

2019 AUTOBACS SUPER GTのシリーズ折り返しとなる第4戦“Chang SUPER GT RACE”が、6月29~30日、タイ王国ブリーラム県に位置するチャン・インターナショナル・サーキットにて開催された。

シリーズ唯一の海外戦として、この地での開催も6年目。熱烈なSUPER GTファンが集い、GT500クラス15台とGT300クラス24台が繰り広げる白熱したレースの観戦を楽しんだ。

 

 

 

 

 

 

6月29日(土) 予選日


 

公式練習(10時00分~11時58分)は曇り空のもと、気温30℃、路面温度35℃、湿度58%と、いずれも高温多湿のトロピカル・サーキットで予想された厳しさを下回るコンディションのもとで行われ、JLOCから出場したアンドレ・クート/高橋翼ペアの87号車(T-DASHランボルギーニGT3/ヨコハマタイヤ)は、クートが記録した1分33秒662がベストタイムとなり、11番手でセッションを終えた。

 

そして、時刻は15時00分を迎え、気温33℃、路面温度40℃、湿度52%というコンディションのもとでGT300クラスの公式予選Q1がスタートした。このセッションを任されたクートは、15分間のセッション中「トラフィックに2回もひっかかり、ベストなアタックではなかった」と言いつつも、1分33秒937のタイムをマーク。14番手でQ2進出の切符を手に入れた。そのQ2(15時45分~15時55分)では、チームメイトの高橋が健闘し、1分33秒464と好タイムを記録したものの、ライバル勢もタイムを更新したため、14番手で予選を終えることとなった。



6月30日(日) 決勝日

決勝日は、選手紹介やサーキットサファリなどのファンとの交流イベントに続き、ウォームアップ(13時25分~13時45分)が行われ、各チームは決勝前最後のマシンのチェックを行った。そして、15時00分、66周で争われる決勝レースの火蓋が切られた(気温32℃/路面温度48℃/湿度64%)。



 

JLOCのスタートドライバーを務めたアンドレ・クートは、T-DASHランボルギーニGT3を操り14番手から1周目で12番手へジャンプアップ、その後もじわじわとポジションを上げ、実質8番手を走行していた31周を走り終えてピットイン!JLOCクルーは燃料補給、タイヤ2本交換を行い、高橋翼がステアリングを引き継いだ87号車をコースへと送り出した。

そして、高橋も自己のスティントを全力でドライビングし、7位でフィニッシュ。4ポイントを獲得した。

 

 


アンドレ・クート

「もっともっとポジションを上げて、ツバサへバトンタッチしたかったのですが、なかなかオーバーテイクのチャンスに恵まれず、歯がゆかったです。でも、チームのおかげで、マシンのパフォーマンスは向上し、やっとポイント圏内でレースができるところまできたので、シーズン後半が楽しみです。引き続き応援をどうぞ宜しくお願いします!」

 

 

次のSUPER GT第5戦は8月3~4日、富士スピードウェイにて開催される。

 

 

 

Photos by MASARU HIRATA