2013 NEWS

    2020年シーズンを締めくくる最終戦。タチアナ・カルデロンはスタート時のトラブル跳ねのけ、ポテンシャルを披露し17位完走。

     


    新型コロナウィルスの世界的感染拡大に始まり、SUPER FORMULAも大幅なレースカレンダー変更を強いられたが、そのシリーズ最終戦は富士スピードウェイを舞台に無事開催された。
    ThreeBond Drago CORSEから参加のコロンビアの新星、タチアナ・カルデロンは前回の鈴鹿大会における2レースを経て、更なる飛躍を目標に最終戦に臨んだ。

     

     

     

     

     

     

     

    12月19日(土)フリー走行

    タチアナ・カルデロンにとり、他のサーキットとは違い、富士スピードウェイは3月24-25日の公式テストで走行経験済み。タイヤウォーマーの使用もあり、走り出しから躊躇することなく午前の走行(10:00-11:00)を開始し、徐々にラップタイムを縮め、12番手(1’22.280)。

     

    午後(15:00-16:00)は気温が下がり、自己ベストタイムは1’22.118と更新したものの、ライバル勢のタイムからは19番手へ後退。マシンのバランスは良かったもののニュータイヤの温めにルーキーは悩んだようだ。

     

     

     

     

    12月20日(日) 公式予選&決勝

    富士山麓は底冷えする寒さだったが、上空には真っ青な空が広がるレース日和となった。

    公式予選Q1(B組10:15-10:25、気温7℃/路面温度13℃)に出走したカルデロンは、トップとの差を0.976秒まで縮めた1’21.674と健闘。それでも、僅差でQ2への切符を得られず、決勝レースを19番手からスタートすることとなった。





    決勝レーススタートは、ウォームアップ走行中に火災車両があったため、その処理のために約20分のディレイ、28周のレースとなり、14:47にフォーメーションラップが開始された。(気温8℃/路面温度10℃)

    しかし、そこで、なんとタチアナ・カルデロンの12号車にクラッチトラブルが発生!スタートが出来ないまま、マシンはピットへ戻され、再度エンジンをかけた状態からレースへ加わるアクシデントに見舞われた。このことにより、既に戦列から1ラップ遅れとなり、勝負権は失ったタチアナだったが「レースでは起こりうること。その瞬間、ともかく完走し、より多くのマイレージによってマシンやタイヤのことを学ぶことに考えをスイッチした」とレース後に語っている。

    最後尾でドライビングを続ける12号車は15周を終えたところでピットイン。フレッシュタイヤに交換しコースへ戻ったカルデロンは、そこから果敢にハイペースでタイムを刻み、なんと18周目時点ではセクター2の総合ベストタイムを叩き出すなど、その健闘ぶりにピットで見守るチームから歓声が沸いた。

     

    その後も、疲れを見せず快走を続けたタチアナ・カルデロンは1ラップ遅れとなったものの、17位でチェッカーフラッグを受け、2020年のSUPER FORMULA シリーズを終えた。






    タチアナ・カルデロン
    「鈴鹿でのタフな経験の後、私は更に成長したと感じています。マシンにもだいぶ慣れ、自信も生まれてきました。今日のレースもスタートでのトラブルさえなければポイント圏内で終われたと思います。


    今年はコロナ禍で2戦も参加できず、そのフラストレーションは大きかったですが、参加した5戦はすべて完走し、多くのことを学びました。こうして最終戦を終えられ、SF19の素晴らしさに改めて感動し、ThreeBond Drago CORSEチームとの絆を深められ、本当に幸せに思っています。日本のファンの皆さんからの温かい応援にもとても勇気づけられ、感謝しています。有難うございました!

    来年も、このF1に次ぐハイレベルな選手権に是非参加したいと願っています!」

     

     

     

     

    Photos by MASARU HIRATA

    世界中のドライバーの憧れ、鈴鹿サーキットにタチアナ・カルデロンが初挑戦。ポイントゲットも見えた活躍で荒れた2レースとも完走を果たす。

     

     

    1大会2レース制として開催されたSUPER FORMULA Rd.5 & Rd.6。舞台はF1 GPも行われる世界屈指の鈴鹿サーキット。コロンビア出身の女性ドライバー、タチアナ・カルデロンは、事前にシミュレーターなどを駆使し予習しサーキット入りをしたものの、実走ではその高速でタフなレイアウトに驚くと同時に、SF19のマシンのスピード、ハイダウンフォースの走りに魅了され、2日間にわたる公式イベントで更なる進歩を遂げた。

     

     

     

     

     

     

     

     

    12月5日(土) 第5戦 公式予選&決勝

    前日のフリー走行での慣熟走行とマシンのセッティングをベースに、タチアナはThreeBond Drago CORSEの12号車を操り、9時30分から10分間で行われた公式予選Q1(B組)に出走。今回から使用が許可されたタイヤウォーマーの助けもあり順調な周回を進め、ベストタイムは9番手(1’37.649)で、Q2への進出は逃したものの、ベテラン勢の多い中での活躍は高評価を得た。

    そしていよいよ20台のマシンによる30周にわたる決勝レースへと時刻迫っていった。(ドライコンディション、気温16℃/路面温度19℃)。
    13:15、フォーメーションラップがスタート。しかし、そこで停止車両があったため、エクストラフォーメーションが2周加わり、レースは28周で競われることになった。

    実質16番手からスタートをきった12号車だったが、開始早々に2台のマシンが戦列を離れたため、SCが導入され、波乱のレースの幕開けとなった。しかし、タチアナは落ち着いてドライビングを重ね、11周を走り終えたところでルールのタイヤ交換のためにピットイン。しかし、タイヤ交換に手間取り、さらにタチアナはクラッチミートが合わずにエンジンストールを喫してしまった。そのことにより、12号車は大きく順位を落としてしまった。

    しかし、その後他車のアクシデント等によるSC導入により、タチアナはそのギャップを縮め、終盤ではコースやドライビングになれてきたため、自己ベストタイムを更新する快挙も見せ、13位でチェッカーフラッグを受けた。

     

     

     

     

    タチアナ・カルデロン
    「レース関係者や友人のドライバーから聞いていたとおり、鈴鹿は“ワオ!”というのがSFで最初に走った時の第一声でした。本当にチャレンジングでタフなコースですね。F1と予選タイムが匹敵するほど素晴らしいSFマシンですが、まだ私には自信とマシンへの信頼がもう少し必要。でも今日1日の走行で、エキストラフォーメーション、SC解除後のプッシュの難しさ、ピットストップ、チームとのコミュニケーション等々、色々多くの事を更に学ぶことができました。セッションごとにマシンセッティングも前へ進んでいることが実感できて、とてもポジティブで喜んでいます。明日は今日の経験を踏まえて、更にタイムアップし、決勝では一つでも上位を目指したいと思っています。」

     

     

     

    12月6日(日) 第6戦 公式予選 & 決勝

    前日のタフなレースの疲れも見せず、好天の続く中、タチアナ・カルデロンは2レース目の朝を迎えた。
    再び公式予選Q1(B組、9:35-9:45)に挑んだ12号車は、前日の予選よりタイムを0.885秒縮め、1’36.764を記録。ルーキーにとり、10分間で行われる予選の壁は厚く、Q2への進出は叶わなかったが、確実な進歩を遂げていた。

    そして13:15 迎えた決勝レース(ドライコンディション、気温16℃/路面温度24℃)の火蓋が切られた。

    タチアナ・カルデロンはエンジンストールで止まった車両を交わし、17番手でレースをスタート。しかし2周目で2台のマシンが起因するSC導入となり、16番手へポジションアップ。その後もトラブルが出たマシンによるSC導入により13番手となった12号車は、10周を終えたところでピットイン!見事なピットワーク、タチアナのリスタートが功を奏し、なんと11番手でコースへ戻った。

    その後、3回目のSCが導入され、レースは荒れた展開。粘り強くポジションをキープし、プッシュを続けゴールを目指していたカルデロンだったが、最終ラップで後方の1台のマシンに交わされ、12位でレースを終えた。

     

     

     

     

    タチアナ・カルデロン
    「鈴鹿デビューのドライバーは私一人だったこともあり、なかなか難しい2日間でした。それでも、もう少しでポイント圏内という結果までいけたのは良かったと思っています。今日のレースは戦略的にも、ピットストップも上手くゆき、コース上でのファイトもできたので、楽しめました。

    次戦富士では、Q2への進出、ポイントゲットを目標に、悔いのない最終戦としたいと思っています。ThreeBond

    Drago CORSEへの応援をどうぞよろしくお願い致します!」

     

     

     

     

     

    オートポリス戦より復帰のタチアナ・カルデロン、タフなコースで16位完走の健闘!

     

    SUPER FORMULA 開幕戦(もてぎ)で念願の日本最高峰のフォーミュラーレースでデビューを果したタチアナ・カルデロンだったが、その後、ヨーロッパでのレースとコロナ感染拡大防止策の制約の狭間により第2戦(岡山)、第3戦(菅生)の連続欠場を余儀なくされていた。

    しかし、ようやく第4戦からの出場が叶い、再びThreeBond Drago CORSE SF19を操り、チャレンジングなレースウィークを過ごした。というのも、カルデロンにとり、舞台となったオートポリスは未知のサーキットであり、また彼女がイメージしていたコースよりはるかに高低差があり、中高速コーナーが続く手ごわいレイアウトだったからである。

     

     

     

     


    11月4日(土) 公式練習

    コロナ禍で11月開催となった阿蘇の外輪山に位置するオートポリスは、快晴に恵まれたこともあり予想に反して暖かい週末となった。

     

    2か月半ぶりにフォーミュラーカーに乗り込み、2回にわたるフリー走行で、タチアナはコースの習熟走行とThreeBond Drago CORSEのチームクルーと共にマシンのセッティングを煮詰めていった。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    11月5日(日)公式予選&決勝

    前日に続く見事な秋晴れのもと、朝10時20分より、公式予選1回目Q1 (A組、気温21℃/路面温度25℃) がスタート。この組で出走したカルデロンだったが、これからアタックという場面で他車のコースアウトによる赤旗中断となる。そして、予選再開後の許されたセッションは残り3分・・・装着したニュータイヤを温めきれず、9番手タイム(1’27.168)に甘んじ、Q2への進出は果たせなかった。

     

     

    そして時刻は決勝スタートの14時40分を迎えた。(気温22℃/路面温度28℃)

    18番手からのスタートとなったタチアナの12号車は、スムーズなスタートをきり、ストップした前方のマシンをも巧みにかわし、42周に渡る戦いへ挑んでいった。オープニングラップで1ポジションダウンとなるが、粘りの走りでライバル達に喰らいついてゆく。

    その後12ラップを終えたところで、タイヤ交換のためにピットインを行い、素早くコースへ戻った。そして、終盤には体力の消耗もみせず、39ラップでは自己ベストタイムを更新(1’30.432)。更に前方のライバルに0.6秒のところまで迫るパフォーマンスも見せたが、オーバーテイクには至らず、16位フィニッシュとなった。

     

     

     

     

    タチアナ・カルデロン:

    ようやくシリーズに戻れたことが何より嬉しいです。私は2戦連続レースに出場できず、本当に悲しかったですが、その間チームは、経験豊富な塚越選手と共にさらにマシンを進化させてくれたのでとても感謝しています。


    まだSF19をドライビングするのはテストを含めて3回目で、すべてのサーキットが初めての私にとっては学ぶことが多い段階ですが、ThreeBond Drago CORSEと一緒にこのオートポリスでもセッションごとにポジティブな方向へ進むことができたので、これからの進歩がとても楽しみです。

    次は憧れの鈴鹿サーキットでの2レース。私にとってはとてもタフな、でも、とても挑戦したいレースです。
    本当にハイレベルなシリーズですが、ポイントゲットを目標に邁進してゆきますので、引き続き応援をどうぞよろしくお願いします!

     

     

     

     

    Photos by MASARU HIRATA

    SUPER FORMULAがコロナ禍で遂に開幕! ルーキー女性ドライバー タチアナ・カルデロン、デビュー戦で大健闘!!


    全世界で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、今季のSUPER FORMULAはカレンダーの大幅見直しを余儀なくされ、本来4月4、5日に鈴鹿サーキットで開催予定だった開幕戦が8月29、30日、ツインリンクもてぎに舞台を移し、主催者、関係者による万全の感染防止対策のもとで行われた。レースは通常の土曜日に公式予選、日曜日に決勝というスケジュールではなく、決勝日朝に公式予選を行うワンデーイベントとして実施された。


    GRMのマネージメントのもと、コロンビア国籍の女性ドライバー、タチアナ・カルデロンが今シーズンからThreeBond Drago CORSE TEAM に加わり、SUPER FORMULAにフル参戦することになった。3月24、25日に富士スピードウェイで実施された公式合同テストでSF19の初ドライブを果たしたカルデロンだったが、その後はコロナ禍でテストもままならず、約5か月のブランクを経験することになった。

     

    この間、自身の居住地(スペイン)もロックダウンされたカルデロンだったが、体力づくりのトレーニングを欠かさず行い、7月からはヨーロピアン・ル・マン・シリーズのトップカテゴリー、LMP2クラスで2戦に参加した(https://www.europeanlemansseries.com/pilot/9665?year=2020)。

     

    こうした期間を経て、来日を果たしたタチアナ・カルデロンは、8月28日金曜日に2時間に渡って行われた公式練習に臨み、久しぶりのSF19を初めてのサーキット、ツインリンクもてぎでドライブした。改めてSUPER FORMULAマシンの素晴らしさに感動したカルデロンは、「ドライビングがとても楽しかった!」とセッション後、興奮気味に語った。

     

     

    翌8月29日土曜日には午前、午後各1時間のフリー走行が実施され、ここで本格的にマシンのセッティングへとメニューを進めていった。

    しかし、8月30日日曜日朝に行われた公式予選では、タチアナはルーキーならではの苦戦を強いられ、タイムを伸ばせないままQ1で敗退してしまう(B組1分33秒227)。「タイヤを上手く温められず、ドライビングも酷かった」と悔しさを滲ませた。

     

     

     

     

     

    そして、いよいよ2020 SUPER FORMULA第1戦、カルデロンにとって初の決勝レースへと駒が進められた。スタート予定時刻の14時15分時点の天候は晴れ、気温40℃、路面温度46℃。ドライバー、マシン、そしてタイヤにとって非常に過酷なコンディションとなった。

     

    そんな中、カルデロンは35周にわたるレースへ。前方には百戦錬磨のベテランドライバー達も多い17台が控える中、最後尾から好スタートを見せた12号車のタチアナはライバル達に喰らいついてゆく。オープニングラップで戦列を離れた2台を尻目に、2周目からは16番手に順位を上げる。

     

     

     

    その後、チームからの指示により、タイヤの摩耗でペースが落ちてきた17周終了時点でピットイン。クルーは素早い作業でタイヤ交換を行い、タチアナを再びコースへと送り出す。ここでタチアナは、チームの期待に応えて果敢なドライビングで好タイムを連発(ベストタイム1分36秒724はホンダエンジン搭載車で3位)。この絶妙な戦略と12号車の好走により、タチアナ・カルデロンは後半を12番手を死守しレースを進めた。

     

    そして、なんと最終ラップには後方から迫る山本尚貴とバトルを展開。最終コーナー手前からオーバーテイクを狙うSUPER FORMULA2冠の山本尚貴を見事に抑え込んだタチアナ!この瞬間、場内では大きな歓声が沸き、紅一点で闘うドライバー、タチアナ・カルデロンの気迫ある走りに大きな称賛の拍手が送られた。そのままポジションをキープしたカルデロンは12位でチェッカーフラッグを受けた。

     

     

    タチアナ・カルデロン
    「まずは、SUPER FORMULAデビューを無事終えることができ、ほっとしています。このレースウィークに多くのことを学びました。それらは次戦以降に大きく役に立つことばかりなので、その点では満足しています。ただ、予選では本当にがっかりでした。タイヤの使い方や、戦略など反省すべき点が多くあります。とはいえ予選は常に難しく、課題がつきまとうもの。次戦ではこの経験を生かして、もっと上を狙います。

    決勝レースは、最後尾からのスタートで、私たちは失うものはありませんでしたが、チームが素晴らしい戦略と見事なピットワークをしてくれたおかげで、ポイントこそ逃しましたが、12位で完走できましたし、最後の山本選手とのバトルもとても楽しめました。SFマシンで35ラップをプッシュし続けたのは初めの経験でしたし、気温が高く、自分のレースキャリアの中でも最もタフなレースでしたが、体力や精神力は大丈夫でした。それに、タイヤの摩耗などレース中に学べたことがたくさんあり、今後の自信にもつながりますし、とても良い週末になりました。


    このような素晴らしいシリーズの大舞台に立つことを可能にして下さったDrago CORSEチーム、サポートして下さるThreeBond, BANDERO, KOEの各社様、そして関係のすべての方々に心から感謝しています。皆さんとこれからのシーズンを共有できることを本当に嬉しく思っていますし、沢山のファンが応援して下さるよう、良いレースをお見せしてゆきたいです!この後、私はフランスでル・マン24時間への参戦が控えていますが、次のSUPER FORMULA第2戦(9月26、27日、岡山国際サーキット)で、日本の皆さんとまたお会いできるのを楽しみにしています!」

     

     

    アンドレ・クート、オーストラリア初開催のアジアン ル・マン第2戦はクラス7位で完走

     

    アジアン ル・マン第2戦 ” 4 Hours of The Bend“は、1月11日-12日、初夏の南オーストラリアの新設サーキット、ベンドモータースポーツパークにて開催された。

    アデレードより車で約1時間の位置にある広大なスケールのサーキットは、全長7.77km、35コーナーで構成されているドライバーにとってはタフで攻めがいのあるレイアウトとなっている。

     

    JLOCから出場のアンドレ・クートも、1月10日(金)に行われたプライベートテストでLamborghini Huracan GT3 EVOでの初めての走行後、「他に似たサーキットはない。ストレートがほとんどなく、右へ左へ、微妙な上り、下りがあるコーナーが連続し、またそれぞれのコーナーの深さ、浅さに特徴がある難しいコース。でも、僕たちのマシンには合っていると思うよ。」とコメントしている。

     

     

     

    1月11日(土) 公式予選

    前日のフリー走行1回目に続き、予選日午前中に行われたフリー走行2回目でも、アンドレ・クート、元嶋祐弥、柴田優作を擁するJLOCは好調にタイムを更新し、それぞれのセッションで、GTクラスのトップタイム(1回目 2:59.913、2回目 2:58.787)で好調さをアピールした。

     

     

     

    やがて、GTクラスの公式予選(14:00-14:15)がドライコンディションのもとに行われた。
    アジアンル・マンは1名のドライバーのみが15分間のアタックを行うルールで、JLOCからはアンドレ・クートがその大役を務め、フリー走行まで順調な仕上がりだった88号車のポールに期待が高まった。しかし、ライバル勢のタイムが勝り、JLOCの順位は6番手(2:58.605)に留まった。



     

     

    1月12日(日) 決勝

    快晴に恵まれたベンドでは、多くのレースファンが集まり、11:00からのピットウォークではドライバーのサイン会などが和やかに行われた。

    やがて時刻は決勝スタートの13:00を迎え、4時間にわたるロングレースの火蓋が切られた。


    JLOCのスタートドライバーを任命されたアンドレ・クートは、ローリングスタート直後に前の3台の間をすり抜ける好ダッシュをみせたが、その矢先、T26付近で前2台の接触のあおりで1台のマシンと絡み、またその勢いで他車にもヒットされてしまう不運が重なった。その際に負ったマシンダメージにより、88号車はピットでの修復を余儀なくされ、戦列からは大きく後退。それでも、メカニックの力で修復されたマシンは再びコースへ!元嶋、柴田、クートの順でステアリングを繋ぎ、クラス7位でレースを終えた。

     

    アンドレ・クート
    「このレースを落としてしまったことが悔やまれ、言葉になりません。前にいたドライバーは経験が浅いのか、右へ左へ蛇行、そして執拗なハードブレーキングで僕ともう1台のLMP3をブロックしてきたので、この3台が絡む接触を避けきれませんでした。本当に競争力のあるマシンを用意してくれたチームに申し訳ない気持ちで一杯です。でも、このレースウィークでも僕たちのペースが良いことを再確認したので、残り2戦では必ず優勝を狙ってゆきます。引き続き、応援をどうぞよろしくお願いします。」

     

    アジアンル・マン第3戦は、マレーシア セパンインターナショナルサーキットを舞台に、2月15日-16日に開催される。

    アンドレ・クート、JLOCとの初参戦で 2019-2020 アジアン ル・マン開幕戦にて GTクラス2位表彰台を獲得!

     

    Asian Le Mansシリーズは、ル・マン24時間耐久レース等を主催するACO(Automobile Club de l’Ouestフランス西部自動車クラブ)がアジア地域を中心に展開するプロトタイプLMP2/LMP3とGT3が混走する耐久レースである。このシリーズでクラスチャンピオンを勝ち取ったチームはル・マン24時間耐久レースへのシード権を得られることもあり、年々盛んになっているインターシーズンイベントである。

     

    そして、アンドレ・クートはSUPER GTで2019年シーズンを戦ったJLOCにより、アジア各地のサーキットも熟知しているベテランドライバーとして抜擢され、初参戦となるチームと共に2019-2020 Asian Le Mansシリーズ全4戦の開幕戦 ”4H of SHANGHAI”を戦った。

     

     

     

     

    11月22日(金)練習走行

    開催地となった上海インタナショナルサーキットでのレースウィークはまずプライベートテストで始まった。午前中にはチームとアンドレ・クート、元嶋裕也、柴田優作の3ドライバーは、サーキットの習熟と、シェイクダウン後、上海へ輸送されたニューマシン“Lamborghini Huracan GT3 EVO(88号車)”とミシュランタイヤとの相性を確認しながら無事ランオフを終了。また午後のフリープラクティス1(13:50-15:20)では、更にセッティング方向を見据えながらセッションを順調に終了した。

     


    11月23日(土)予選日

    フリープラクティス2(11:30-13:00)を経てGTクラスの予選が行われた。16:00から15分間で行われる予選に、JLOCはアンドレ・クートをアタッカーとしてコース送り出したが、88号車は7番手タイム(2:05.050)に留まった。セッション後、アンドレは「ミスなく渾身のアタックはしたが、思うようなペースは得られなかった。でも、レースは4時間だしグリットの位置は気にしていないよ。」とコメントした。





    11月24日(日)決勝


    9:45、総勢23台による4時間にわたる耐久レースの火蓋が切られた。
    スタートドライバーを任命されたLamborghini Huracan GT3 EVOを操るアンドレ・クートは、GTクラスの7番手からスタートながらオープニングラップから果敢に攻め、34ラップを終えた1回目のピットストップまでになんと2番手まで浮上!そしてマシンを引き継いだ柴田も前のマシンを捕らえ、GTクラスのトップに躍り出て56ラップまでを走りきる快挙を見せた。

     

     

    続く3つ目のスティントは、元嶋が担当。59周目にはGTクラスのファステストタイム(2:05.822)を叩き出しながらトップを快走!しかし、柴田から元嶋へ交代したピットストップ時に、チームは1分50秒以上の停止義務が1分49秒台だったという判定を受け、79周目で痛恨の1秒間のストップエンドゴーペナリティーを受けてしまった。

    このことにより、88号車は2位へポジションダウン。チームは元嶋へダブルスティントを指示し、元嶋も最後まであきらめず順位の挽回を試みたが万事休す。JLOCは初陣を2位(18ポイント獲得)でフィニッシュすることとなった。


     

     

     

    アンドレ・クート
    「チェッカーまで30分というところまでレースをリードしていましたが、わずか0.7秒ピットストップ時間が足りなかったために残念ながら優勝を逃してしまいました。悔しいですが、これも次への教訓として生かしていきます。それに、私たちは初エントリーながら、開幕戦で表彰台に立てたことには満足しなくてはいけませんね。

    レースでのマシンは、チームの力でとても良くなって、ミシュランタイヤとのマッチングもベストなセッティングで、SUPER GTとは違うワンメイクタイヤでのレースも楽しめました。チームJLOCとチームメイト達に心から感謝しています!」

     



    次戦なるAsian Le Mans第2戦は、2020年1月10-12日、南オーストラリアに位置する新サーキット The Bend Motorsport Parkにて開催される。

     

    シーズンを締めくくる白熱した最終戦。アンドレ・クートはランキング8位でシリーズを終える。

     

    11月2-3日、2019 AUTOBACS SUPER GT第8戦「MOTEGI GT 250Km RACE」がツインリンクもてぎにて開催された。

    3連休中の最終戦、そしてチャンピオン決定戦となったこのビッグイベントには、大勢のSUPER GTファンが詰め掛け、スリリングなバトルや思わぬインシデントによる展開となったレースに魅了された。

     (公式入場者数:11/2(土)20,500人、11/3(日)35,500人)

     

     



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    月2日(土) 公式予選

     

    抜けるような秋晴れに恵まれた朝の公式練習(8時50分~10時35分、気温16℃/路面温度24℃)では、JLOCの87号車T-DASH LAMBORGHINI GT3はアンドレ・クートと高橋翼ペアが交互にドライビングを重ねていったが、チョイスしたソフトタイヤとのマッチングが噛み合わず、ベストタイム1分48秒395、GT300クラス23番手でセッションを終了した。

    そして、Q1(公式予選1回目)が14時00分(気温19℃/路面温度26℃)より15分間にわたり行われた。このQ1を担当したアンドレ・クートは、ノーミスで渾身のアタックを続けたが、翌日の決勝レースを見据えて選んだタイヤがハード目だったこともあり、タイムを上げることが叶わず、1分48秒021がベストで24番手に留まり、Q2進出を逃した。

     

     

    11月3日(日)決勝日


    曇り空でスタートした決勝日だったが、終日ドライコンディションとなり、午前中はドライバーによるトークショー、選手紹介、航空自衛隊松島基地所属の「F-2B戦闘機」2機による歓迎フライトなど、来場したファンサービスとして様々なイベントが実施され、決勝に向けての会場の盛り上がりはピークに達した。

    そして、11時55分から20分間のウォームアップ走行に続き、13時30分、ついにGT500クラス14台とGT300クラス29台による53周で争われる決勝レースの火蓋が切られた。(気温21℃/路面温度24℃)

     

    後方からのスタートとなったJLOCのアンドレ・クートだが、T-DASH LAMBORGHINI GT3を操り、スタート直後から果敢な走りを見せ、オープニングラップを終えるまでに4ポジションアップ。ベテランらしいドライビングでタイヤを温存しながらも6周終了までにさらにひとつポジションを上げ、19番手に浮上する。ピットインを遅らせるJLOCチームの戦略により、クートは32周を走行してピットイン。そして、なんとチームはタイヤ無交換作戦をとり、給油だけで高橋翼をコースへと送り出した! その後、高橋も粘り強いドライビングで、自己のスティントをプッシュするが、タイヤのマネージメントに苦しみ、23番手でレースを終えることとなった。
    この結果、アンドレ・クートと高橋翼は、ドライバーズランキング8位で2019年シリーズを締めくくった。



    アンドレ・クート
    「JLOCとのSUPER GT 2019シーズンが終わりました。この素晴らしいチームと勝つ、負ける・・・その喜怒哀楽を共有できたことは本当に良かったです。心から感謝しています。


    この最終戦では、マシンのバランスは悪くなかったもののペースに恵まれない結果となり、良いところを披露できず残念でしたが、その難しさがSUPER GTの魅力でもあり、私達の挑戦のスピリットがかきたてられる理由でもあるのだと思います。1年間、私達を応援して下さったサポーターの皆さん、有難うございました!!!」

    タイヤパフォーマンスで明暗が分かれた雨の一戦。アンドレ・クートは26位完走に終わる

     


    2019 AUTOBACS SUPER GTは終盤の第7戦「SUGO GT 300km RACE」を迎え、9月21、22日の両日、蔵王の山々を遠くに望むスポーツランドSUGO(宮城県)にて開催された。今大会では、前戦まで課せられたウェイトハンディが半分になるルールが適用され、チャンピオン争いがより激しくなる一戦となった。
    (公式入場者数:9/21(土)12,000人、9/22(日)25,100人 大会延べ入場者数 37,100人)

     

    9月21日(土) 公式予選

     

    朝の公式練習(9時00分~10時45分)は、薄曇りの秋空のもと、低い気温(気温32℃ 路面温度42℃)でのセッションとなった。JLOC がエントリーするT-DASH LAMBORGHINI GT3 87号車のアンドレ・クートと高橋翼のペアは、21番手(1分19秒674)でこのセッションを終え、午後の公式予選へと進んだ。

     

    今大会のGT300クラスの予選は、コースの特性を考慮し、前戦終了時点のチームランキングによりQ1をA、Bの2組に分けて行われた。Q2には両組の上位8台、計16台が進出する。87号車は14台で競われるA組に振り分けられた。14時00分から10分間にわたって行われたセッション(気温19℃/路面温度25℃)では、アンドレ・クートがスタリングを握ったが、T-DASH LAMBORGHINI GT3がパフォーマンスにやや欠き、ベストタイムは1分19秒446。10番手にとどまり、Q2への切符を手にすることは叶わなかった。

    クートは「十分なサイドグリップ見つけきれず、コーナーの進入でリアが不安定だった」と振り返っている。

     

     

    9月22日(日) 決勝

     

    決勝日のスポーツランドSUGOには朝から多くのSUPER GTファンが集まり、午前中は曇り空のもと、ピットウォーク、ドライバートークショー、選手紹介など、ファンサービスの時間が和やかに流れた。

    しかし、スタート予定時刻の14時00分になると、遂に霧雨が降り始め、81周にわたるレースはセーフティカー先導によるスタートとなった。

    霧雨が降る中、GT300クラスのグリッド19番手に位置する87号車のスタートドライバーを務めるのはアンドレ・クート。チームは雨が止んでゆくことに賭け、スリックタイヤを選択。だが、その雨は無情にも徐々に本降りになってゆく。クートを持ってしても、レインタイヤを装着したライバルに対抗するすべはなく、赤いT-DASH LAMBORGHINI GT3は13周目までに最後尾まで後退。

     

    それでもマカオのベテランドライバーは滑りやすい路面と格闘しながら28周まで必死にドライビングを続ける。そして、ピットイン後、87号車のステアリングを引き継いだ高橋翼も、雨量が増える中、粘りの走りでチェッカーフラッグまで走り続けたが、順位を大きく上げることは叶わず、26位で完走するにとどまった。


     

     

    アンドレ・クート

    「今回、私達はタイヤチョイスを誤りました。スタート直後はドライでも行けるか?!と一瞬感じましたが、もう第3コーナーあたりから雨脚が強くなり、その後は厳しいレースとなってしまいました。勝てる時があれば、負ける時もある、それがレースです。もうこの1戦は忘れて、チーム一丸となって最終戦にフォーカスし、最終戦では必ず上位でフィニッシュしたいと思います。最後まで応援をどうぞ宜しくお願いします!」

     

     

    2019年シーズンの最終戦となるSUPER GT第8戦は、11月2~3日、ツインリンクもてぎにて開催される。

     

    不安定な天候で大荒れのレース。アンドレ・クートはマシントラブルにより痛恨のリタイヤ。

     

     

    2019 AUTOBACS SUPER GT第6戦「AUTOPOLIS GT 300km RACE」が阿蘇の外輪山に位置するオートポリス(4,674m)にて開催された。

     

    九州では年1回のSUPER GT開催であり、GT500クラス15台とGT300クラス29台の混走による白熱したレースに大勢のGTファンが詰め掛け、波乱の展開となった一戦を堪能した。(公式入場者数:9/7(土)10,010人、9/8(日)17,300人)

    前戦の富士大会では、見事な優勝を飾ったJLOC、そしてアンドレ・クートと高橋翼の両ドライバーは、その勢いを維持したままこの第6戦へと挑んだ。

     

     

     9月7日(土) 公式予選

     

    心配された台風13号は九州の西に逸れたものの、オートポリス上空には黒い雨雲が流れていた。それでも朝の公式練習(8時50分~10時35分 気温25℃/路面温度30℃)はドライコンディションのもとで行われた。JLOCがエントリーするT-DASH LAMBORGHINI GT3 87号車はセッションスタート後わずか4ラップ目にクラッシュを喫し、その修復に時間を要したため、終了間際の3ラップでマシンのチェックをするに留まった。

    そして青空が広がり、暑さも戻ってきた14時30分(気温27℃/路面温度35℃)、15分間で行われるGT300クラスの公式予選Q1がスタート。JLOC 87号車にはアンドレ・クートが乗り込み、7周にわたりアタックを試みたが、前戦での優勝によるウエイトハンディ(58kg)、加えて今大会よりランボルギーニ・ウラカンEvoへとアップデートされたT-DASH LAMBORGHINI GT3には新たなBOPが適応されたためタイムアップに苦戦。結局、ベストラップは1分46秒972で25番手に甘んじることとなり、Q2への進出は叶わなかった。

     

    9月8日(日)決勝


    朝から秋晴れに恵まれたオートポリス。午前中はファンサービスや選手紹介などのイベントが実施され、12時55分から20分間のウォームアップで最後のマシンチェックが行われた。

    スタート予定時刻の14時30分(気温29℃/路面温度36℃)はドライコンディションながら、サーキット上空には黒い雨雲と青空が混在し、予測不可能な天候の中でのレーススタートとなった。
    そして、パレードラップ、フォーメーションラップを経て、65周にわたる決勝レースの火蓋が切られた。後方からのスタートとなったJLOC T-DASHLAMBORGINI GT3(87号車)は、ベテランのアンドレ・クートがスタートドライバーを務め、1つポジションを上げてオープニングラップを終える。その直後、GT500の1台がクラッシュし、早くもセーフティカーが導入される波乱の幕開けとなった。

     


    7周目のレース再開から、ペナルティを課され、或いはトラブルに見舞われるライバル勢を尻目に、じわじわと順位を上げるクートは、20周目には19番手まで浮上する。そしてレースが22周目に入る頃、1コーナー付近では大粒の雨が落ちてきた。しかし、全車スリックタイヤのままレースは続行。ところがGT500クラスの先頭集団が33周目に入る頃から、雨がコース全域を濡らし始める。

     

    そして、スリックタイヤのまま13番手につけてドライビングしていたクートだったが、なんと35周目のT12でエンジンがストップしてしまうトラブルに見舞われ、レースを終えることとなった。

     

     


     

    アンドレ・クート
    「雨にも翻弄される難しいレースでしたが、マシンは悪くなく、じわじわとポジションアップをしてゆきましたが、突然エンジンが止まってしまいました。リスタートを試しても、反応がなくリタイヤとなり・・・何とかポイントを取りたいと思っていただけに本当に残念です。詳しい原因はこれからチームが分析してゆき、次戦までには解決してくれます。気持ちを切り替えてSUGOに臨みたいと思っています。引き続き応援をよろしくお願いします。」

     

     

    SUPER GT 第7戦は9月21、22日、スポーツランドSUGOを舞台に開催される。

     

     

     

    アンドレ・クート、大荒れの500マイルレースを制して今季初優勝!

     

    2019 AUTOBACS SUPER GT 第5戦「FUJI GT 500mile RACE」が8月3、4日、富士スピードウェイを舞台に開催された。前戦がタイでのレースだったため、国内でのSUPER GT開催は5月26日の鈴鹿大会以来。長いインターバルで待たれていたビックイベントには、真夏の熱いバトルを見ようと、多くのSUPER GTファンが訪れた。夏休み期間に入っていることも手伝い、観客席には家族連れの姿も多く見られた。

     

    (公式入場者数:8月3日(土)22,500人、8月4日(日)38,100人、計60,600人)

     

     

     

     8月3日(土) 公式予選

     

    公式練習(8時50分~10時35分、晴れ、気温28℃/路面温度31℃)では、JLOC がエントリーするT-DASH LAMBORGHINI GT3(87号車)をアンドレ・クート/高橋翼/藤波清斗のトリオがドライブ。午後の予選に向けて、エンジニアと共にマシンのセッティングを煮詰めていった。ベストタイムはクートが記録した1分39秒017(15番手)だった。

    GT300クラスのQ1(公式予選1回目)は気温32℃/路面温度39℃というコンディションのもと、14時50分にスタートした。

     

     

    15分間のセッションでドライバーを任されたアンドレ・クートはT-DASH LAMBORGHINI GT3を操り、渾身のアタック。公式練習のタイムを更新する1分38秒202をマーク。9番手となり、JLOC87号車はトップ18台で競われるQ2進出を果たした。


    Q2(公式予選2回目)は15時35分~15時45分の10分間。ここでは高橋翼がステアリングを握り、ベストタイムは1分38秒413、13番手でセッションを終え、No. 87 T-DASH LAMBORGHINI GT3はGT300クラスのグリッド7列目から決勝レースをスタートすることになった。

     


    8月4日 (日) 決勝

     

    富士山麓には青空が広がり、朝から気温はぐんぐん上昇。そして、時刻は13時30分を迎え、GT500クラス15台、GT300クラス29台による500マイル(4,563mX177周 約807km)のロングレースの火蓋が切られた。スタート時の気温は33℃(路面温度51℃)と、ドライバーにとっては長丁場の厳しさに加え、酷暑との戦いにもなった。

     

     

     



     

    GT300クラスのスターティンググリッド13位からのローリングスタートをきったJLOCのアンドレ・クートは、コンスタントな走行で安定したペースを保ち、じわじわとポジションアップ。39周を終えたところで1回目のピットイン。T-DASH LAMBORGHINI GT3には藤波清斗が乗り込んでコースへと復帰した。しかし、藤波は1周しただけで再びピットに戻り、高橋翼に交代した。これによりJLOC87号車は今大会で義務付けられているドライバー交代を含む4回のピットインのうち2回消化した。

     

     

     

    高橋翼もハイペースで44周をドライブ。再び藤波へとマシンを託した。この時点で87号車は実質トップに立っていた。そして最後のスティントを任されたクートはベテランらしい危なげないドライビングで2位以下のマシンとのギャップを保ち、最後まで走り切り、そのままトップでチェッカーフラッグを受けた。尚、レースは2回のセーフティカー導入により、当初予定の177周を待たず、最大延長時間(18時40分)をもって終了となった。

    今季初の優勝を遂げたT-DASH LAMBORGHINI GT3のレギュラー、アンドレ・クートと高橋翼はGT300ドライバーランキング4位に躍り出た。

     


    アンドレ・クート

     

    「この感激をどう表現したらよいか、言葉がみつかりません!私達はやり遂げました!この週末、最高のマシンを用意してくれたJLOC、素晴らしいタイヤを提供してくれた横浜ゴムに心から感謝しています。SUPER GT、特に今日のような荒れた耐久レースで勝つためにはこうした要素と安定性が不可欠。

    その上、今回はクルーの完璧な仕事、チーム戦略も加わり勝利を引き寄せることができました。私達ドライバーもアクシデントやミス無く各スティントを繋ぎ、まさにチーム全員で勝ち取った最高の結果で、本当に嬉しいです!応援してくれた多くのファンにも有難う!」

     

     

     

    次戦のSUPER GT 第6戦は9月7、8日、オートポリス(大分県)にて開催される。

     

    Photos by MASARU HIRATA