2013 NEWS

    アンドレア・カルダレッリ、痛恨の接触でチャンピオンの座を逃し、ランキング3位でシリーズを終える。

     

    全8戦で争われる2017 AUTOBACS SUPER GTシリーズもいよいよ最終戦「MOTEGI GRAND FINAL」を迎えた。11月11(土)、12日(日)の両日とも秋晴れに恵まれたツインリンクもてぎには、今季シリーズの集大成、そして年間チャンピオン決定の瞬間を見届けようと、多くのSUPER GTファンが集まった。
    (公式入場者数:11/11(土) 19,500人、11/12(日)36,000人、延べ55,500人)

     

    この大舞台に、LEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sと共に乗り込んだシリーズランキング2位(63ポイント、トップと6点差)のアンドレア・カルダレッリ/大嶋和也ペアは、この最終戦での勝負に全力で挑戦した。

     

     

     

     

     

     

     

    11月11日(土) 公式予選


    曇り空のもとスタートした朝の公式練習(8時45分~10時30分、気温10℃/路面温度12℃)だったが、後半には徐々に秋の青空が広がり、絶好のレース日和となった。
    今大会は、第2戦以降から課せられてきたウェイトハンディが適用されず、ゼロにリセットされる1戦。GT500クラス15台、GT300クラス30台の全車が各マシン本来の実力をフルに発揮しての戦いとなる。そんな中、GT500のLEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sは大嶋和也、アンドレア・カルダレッリの順でマシンのセッティング、タイヤの確認などを行い、ベストタイム1分38秒009(8番手)を記録してセッションを終えた。

    そして、ノックアウト方式による公式予選へとプログラムが進んだ。
    GT300クラスのQ1に続き、GT500のQ1(14時20分~14時35分、気温27℃/路面温度29℃)では、アンドレア・カルダレッリがWAKO‘S 4CR LC500を操りアタック。ブレーキのパフォーマンスにやや苦しみながらも、1分37秒795のタイムをマークして7番手となり、Q1を突破した。
    そしてQ2(15時05分~15時17分)では、大嶋和也が見事、2番手タイム(1分37秒207)で公式予選を追え、翌日の決勝レースをフロントロゥからスタートすることとなった。


    アンドレア・カルダレッリ
    「今日の予選はとてもポジティブな結果で、フロントロゥをゲットできたのは良かったですね。我々は敢えて他のブリヂストンユーザーとは異なるコンパウンドのタイヤを選んでいるので、Q1は、やや苦戦しましたが、Q2ではうまくいったので、予選までは良いタイヤ選択だったわけです。そして、明日の決勝で、そのチョイスが功を奏すのか?楽しみにしています。」

     

     

     

     

     

     

    11月12日(日) 決勝


    決勝日は朝から見事な秋晴れに恵まれ、午後の決勝前には、トークショー、ピットウォーク等々、ファンやスポンサー関係者との交流などにドライバーは忙しくも楽しい時間を過ごした。やがて選手紹介のセレモニー、DTMマシン(3メーカー)のデモ走行、20分間のウォームアップ走行を経て、刻々と決勝スタートへの公式プログラムは進んでいった。

    そして13時30分(気温20℃/路面温度24℃)、53周で争われるSUPER GT最終戦の火蓋が切られた!

     

    フロントロゥにつけてパレードラップ、フォーメーションラップを進めたLEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sの6号車、WAKO’S 4CR LC500を駆るアンドレア・カルダレッリだったが、フォーメーションラップ終了間際のヴィクトリーコーナー(T13)で、前方のポールシッター、23号車(MOTUL AUTECH GT-R)がタイヤを温めるために急ブレーキをかけたため、これを避けきれずに接触!ここで6号車は右フロントにダメージを負ったものの、そのままコースに残ってレースをスタート。

    しかし、更に不運は続き、なんと6周目には後方のマシンに追突され、たまらずスピン!アンドレアはコースに復帰したものの、これでWAKO’S 4CR LC500は一気に14番手まで順位を落としてしまう。その後、トラブルやペナルティにより後退したマシンがあったため、アンドレア・カルダレッリは11番手を走行する。

    やがて、22周を走り終えたWAKO’Sカラーの6号車は、ピットイン。チームはダメージの応急リペア、タイヤ交換、給油を済ませ、大嶋和也をコースへと送り出した。後半のスティントを13番手でドライビングする大嶋和也。しかし、39周目に接触により後退したマシンを交わして11番手へ。しかし、チェッカーまであと2周というところで、フロントカウルが外れて空を舞い、緊急ピットインを余儀なくされたため、結局13位フィニッシュすることとなった。
    この結果、LEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sはチームランキング3位(82ポイント)、またアンドレア・カルダレッリ・大嶋和也組はドライバーランキング3位(63ポイント)で2017年のシリーズを締めくくった。

     

     

     

     

    アンドレア・カルダレッリ
    「レースをする前にレースが終わった・・・本当に残念な日となってしまいました。レギュレーションではスタート手前の2コーナーでは各マシンはサイド・バイ・サイドで隊列を整えスタートラインへ進むことになっていますが、23号車は私にまったくスペースを残さず、私は接触を避けようがありませんでした。
    本当にチャンピオンを狙って挑みたかった最終戦がこんなことになり、悔しい限り・・・忘れたい1戦となってしまいました。

     

     

     

     

     

    でも、シーズン全体を振り返れば、チームが毎戦速いマシンを用意してくれて、7戦中4戦でポディウムフィニッシュできた良い1年だったといえるでしょう。
    今シーズンご支援下さった、TOYOTA/TRD様、スポンサー各社様、そして多くのファンの皆さんに心から感謝しています。本当に有難うございました」

     

    Photos by TOSHIKAZU MORIYAMA

     

     

    アンドレア・カルダレッリ、4位スタートから2位表彰台フィニッシュ!

     

    2017 AUTOBACS SUPER GTシリーズ中、唯一の海外大会となる 第7戦「Chang SUPER GT RACE」が10月7~8日、タイ王国ブリラム県のチャン・インタナショナル・サーキットで開催された。

     

    同サーキットでの開催は4年目を迎え、現地のSUPER GTファンがサーキットに多数詰めかけ、白熱したレースを堪能した。 (公式入場者数:10/7(土) 8,125人、10/8(日)15,881人 延べ26,376人)

     

     

     

     

    10月7日(土) 公式予選


    2日間のビッグイベントに参加するGT500クラス15台、GT300クラス24台、総勢39台の車両が走行を開始する土曜日朝、サーキットに爆音が轟く前に、タイ国民から愛されていた故プミポン国王陛下を追悼し、1分間の黙祷が捧げられた。

     

     

     

     

     

     

     

    その公式練習(10時10分~11時55分、気温28℃/路面温度31℃)は、直前に激しいスコールに見舞われたものの、セッションスタート時には日差しが戻り、コースはあっという間に乾き始め、GT500クラス15台、GT300クラス24台のマシンは早々にスリックタイヤに換えて走行した。


    GT500クラスに参戦するLEXUS TEAM LEMANS WAKO‘S のWAKO’S 4CR LC500 6号車(ウエイトハンディ48kg)、はアンドレア・カルダレッリと大嶋和也が交互に乗り込み、マシンのセッティングを煮詰めて行く。ベストタイム1分24秒247を記録して3番手でセッションを終えた。

    やがてノックアウト方式による公式予選へとプログラムが進む。天候は昼ごろから再び降り出した雨でコースはウェットコンディション。GT300クラスのQ1ではコースのレコードライン上はやや乾き始めていたものの、GT500クラスのQ1(15時20分~15時30分)でもスリックタイヤを装着するには至らなかった。(気温27℃/路面温度29℃)

     

    LEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sはアンドレア・カルダレッリをコースに送り出す。期待に応えるべくアンドレアはWAKO’Sカラーのマシンで渾身のアタック! ライバル勢がソフトコンパウンドのタイヤを選択する中、ミディアムのタイヤで見事3番手となるタイム(1分29秒672)をマーク。難なくQ2への切符を手にした。そして、そのQ2(16時05分~16時17分)では、大嶋和也がWAKO’S 4CR LC500を操り、1分25秒183のタイムを記録。4番手でセッションを終えた。

     

     

     

     

    アンドレア・カルダレッリ
    「Q1は、難しいコンディションでとてもハードでしたが、私達はとても良い仕事をしたと思います。マシンのフィーリングは良く、私もミス無くアタックし、タイヤのパフォーマンスも生かすことができました。明日は2列目からのスタートとなりますが、表彰台を狙ってベストを尽くして、ともかく少しでも多くのポイントを獲得します。大事な残り2戦、絶対に落とせません!」

     

     

    10月8日(日) 決勝

     

    午前中には様々なサポートレースやイベントが華やかに行われ、刻々と決勝スタート時刻の15時00分が迫る。

    しかし、20分間のウォームアップが終わり、いよいよスタート進行へと進む11時30分頃、突然大粒の雨が降り、スターティンググリッドにいたチーム関係者はタイヤ選択でざわめいた。

    雨は間もなく止んだものの、路面はあっという間にウェットコンディション(気温30℃/路面温度33℃)。66周にわたる決勝レースはSC先導によりスタートが切られた。

     

     

    レインタイヤでスタートしたWAKO’S 4CR LC500のアンドレア・カルダレッリは、序盤4番手をキープし、路面の変化を見ながらプッシュを続ける。やがて路面がほぼ乾いた14周目にピットイン。スリックタイヤへ履き替えて再びコースへ戻った。

    その2周後、アンドレアは前を行くマシンを猛追し、見事にオーバーテイク! 3番手に上がったアンドレアはファステストラップを塗り替える勢いでプッシュを続ける。やがて、長めのスティントを終えてアンドレアは41周終了時点でクルーの待つピットへ。

     

     

    チームの迅速なタイヤ交換・給油を終えたWAKO’S 4CR LC500は大嶋和也に託された。ここで、ピットストップ時間の長かった3番手のマシンを交わすことに成功し、大嶋和也は2番手で後半のスティントへと向かった。大嶋もハイスピードで残りの周回を走り抜き、2位でチェッカーフラッグを受け、15ポイントを獲得した。

     

     

     

     

     

     

    アンドレア・カルダレッリ
    「序盤、レインタイヤがなかなか温まらず苦労しましたが、スリックに変えてからは本当に良いペースが得られ、毎ラップ、思い切りプッシュしました。17号車を交わし、12号車にもアタックしかけましたが、ちょうどまだ濡れているラインに乗ってしまいそのチャンスは逃してしまいました。それでもチームが素晴らしいピットワークを見せてくれたし、カズヤも最後まで2番手で走り抜いてくれたので、今日は私達の持てる力を出し尽くしたレースだったと思います。最終戦に向けてポイントランキングトップとの差は6点。もてぎではともかく全力でシリーズチャンピオンの座を狙って行きます。引き続き6号車の応援をどうぞよろしくお願いします!」

     

    その2017年最終戦となる2017 AUTOBACS SUPER GT Round 8 MOTEGI GT GRAND FINALは11月11~12日、ツインリンクもてぎにて開催される。

     

    Photos by TOSHIKAZU MORIYAMA

     

     

    真夏のサバイバルレース。アンドレア・カルダレッリはノーミス、ノートラブルで7位完走を果たす。

     

     

    17gt6-CAL22017 AUTOBACS SUPER GTは第6戦”46TH International SUZUKA 1000km“ が8月26~27日に開催された。今回、1966年から続いた“鈴鹿1000km” としては最後の開催となるため、各エントラントは特別な思いを抱いての参戦となった。この“伝統の一戦”、“真夏のビックイベント”には、述べ72,500人のGTファンが集まり、5時間半にわたる波乱に満ちたロングレースを堪能した。
    (公式入場者数:8/26(土)27,500人、8/27(日)45,000人)

     

     

    8月26日(土) 公式予選

     

    17gt6-Helmet朝の公式練習(9時20分~11時05分、曇り、気温23℃)は、明け方に降った雨のため、ウェットコンディションでスタート。しかし、日差しが戻った路面は30分ほどで乾き始め、気温も29℃(路面温度34℃)と急速に上昇していった。今大会にエントリーしたGT500クラスの15台、GT300クラスの30台のマシンの中、LEXUS TEAM LEMANS WAKO‘S(6号車)のアンドレア・カルダレッリ/大嶋和也組は、累計ウェイトハンディ86kg(搭載ウェイト36kg+燃料流量制限第3段階)を課されながらもGT500クラス10番手となる1分48秒839のベストタイムを記録してセッションを終えた。

     

    17gt6-CAL4そして、GT500の公式予選1回目(Q1)のスタート時刻14時50分を迎える。鈴鹿サーキット上空には青空が広がり、強い日差しのもと、気温は33℃まで上昇した。

     

    GT500のQ1(14時50分~15時05分)を任されたLEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sの大嶋和也はWAKO’S カラーのLexus LC500でアグレッシブなドライビングでアタックするも、ベストタイムは1分49秒002で11番手に留まり、トップ8台のマシンによるQ2への進出は叶わなかった。

     

     

    17gt6-CAL1アンドレア・カルダレッリ

    「リストリクターが最大のレベルの第3段階まで絞られ、ストレートではGT300すらオーバーテイクが厳しいほど苦しい状況です。でも、明日は1000kmのロングレースなので、最後まで諦めず上位を狙っていきますよ!」

     

     

    8月27 (日) 決勝

     

    17gt6-Pit walk決勝日、残暑は厳しいものの心地良い風が吹く鈴鹿サーキットには、”SUZUKA 1000km THE FINAL 1966-2017″と称される記念すべきレースを観戦しようと、朝から多くのファンが集まり、ピットウォークではドライバーのサイン会や写真撮影など、和やかなひと時を楽しんだ。

     

    17gt6-Gridそして、スケジュールはウォームアップ(10時55分~11時15分)を経て、決勝スタート時刻12時30分を迎えた。(気温30℃/路面温度47℃)

     

    17gt6-CAL3GT500クラス、6列目からスタートを切った6号車、LEXUS TEAM LEMANS WAKO’Sのアンドレア・カルダレッリは、オープニングラップで12番手となったが、86kg相当のウェイトハンディを背負いながらも落ち着いたドライビングで序盤を走行。28周のファーストスティントを予定通りこなし、僚友大嶋和也へと6号車のステアリングを託した。12番手を走行中の40周目にアクシデントが発生し、セーフティカー(SC)が導入されたが、順位は変わらず、57周を終えたところで2回目のピットイン。チームは迅速なピットワークを見せ、アンドレアはポジションを1つ上げて2回目のスティントに入った。その後、1台のマシンがコースオフしたため、WAKO‘S 4CR LC500を駆るアンドレアは9番手に浮上する。

     

    17gt6-CAL5レース距離の半分を過ぎた88周を終えたところでチームはアンドレアをピットに戻し、3回目のドライバーチェンジ、タイヤ交換、給油を行った。WAKO’Sカラーのマシンは再び大嶋和也が操り、アクシデントの発生で2回目のSC導入となる中、安定したドライビング。上位を走行するマシンがペナルティを課されて後退するのを尻目に、大嶋は7番手へと順位を上げる。そして120周を終えたところでピットイン。代わってステアリングを握るアンドレア・カルダレッリ。しかし、このスティントでは装着したソフトタイヤを温存しながらの走行を強いられ、9番手への後退を余儀なくされる。オーバーステアを無線で訴えながらも我慢の走りを続けたカルダレッリは144周を終えたところで最後のピットイン。6度目のスティントを大嶋和也に委ねた。

     

    17gt6-HanabiWAKO‘S 4CR LC500を巧みに操りながら、プッシュを続ける大嶋は、終盤上位を走る2台が戦列を離れたため、7番手へとポジションアップ。そしてレースは最大延長時刻の18時28分となり、172周でチェッカーフラッグが振られた。LEXUS TEAM LEMANS WAKO’Sの6号車は7位でフィニッシュ。5ポイントを獲得した。

     

     

    17gt6-CAL6アンドレア・カルダレッリ

    「ウェイトハンディによってリストリクターが絞られているのですが、これが本当に厳しくて、オーバーテイクが叶わず、とても難しい長丁場のレースでした。また、マシンのバランスも完璧ではなかったものの、トラブルはありませんでした。カズヤ共々ドライビングミスをおかさないようベストを尽くし、完走することが出来ました。この結果、シリーズランキング2位(37号車と同ポイント)に踏み留まり、次戦へと臨むことになりました。引き続き、応援をどうぞ宜しくお願いします!」

     

     

    SUPER GT第7戦はシリーズ唯一の海外戦として、10月7~8日、タイ王国(ブリラム県)のChang International Circuitにて開催される。

     

    Photos by TOSHIKAZU MORIYAMA

     

     

     

    アンドレア・カルダレッリ、ウェイトハンディに悩まされながらも9位フィニッシュ。

     

    17gt5-start2017 AUTOBACS SUPER GT 第5戦「FUJI GT 300km RACE」が8月5、6日、富士スピードウェイにて開催された。夏休み中のビックイベントとして、家族連れを含め多くのレースファンが訪れ、真夏の熱いバトルが繰り広げられた日本最高峰のGTレースを堪能した。 (公式入場者数:8/5(土)21,600人、8/6(日)33,500人)

     

     

    8月5日(土) 公式予選

     

    17gt5-CAL9朝の公式練習(8時50分~10時35分)は、富士山麓に雲が広がり、気温は25℃(路面温度29℃)というコンディションのもとでスタートした。今大会を戦うGT500クラスの15台、GT300クラスの30台のマシンがここで走行。公式予選を前に、最後の調整を進めた。

    LEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sのアンドレア・カルダレッリ/大嶋和也ペアは、獲得したシリーズポイントに従って課されるウェイトハンディ(82kg相当*)を背負ったWAKO’S 4CR LC500(6号車)を操り、1分30秒721と、このセッションで10番手となる(ベストタイムを記録してセッションを終了した。

     

    17gt5-CAL6そして、オフィシャルプログラムは、公式予選1回目(Q1)へと進んだ。

    GT300クラスのQ1(14時35分~14時50分)に続く、GT500クラスのQ1 (14時55分~15時10分)に臨み、LEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sは大嶋和也にアタックを任せる。だが、クラスで最も重いウェイトハンディを課されている6号車は、ベテランの大嶋をもってしても11番手のタイム(1分29秒985)をマークするのが精いっぱい。トップ8によるQ2進出は叶わず、アンドレア・カルダレッリがアタックを披露することはできなかった。「今日はP11。明日のレースは追い上げるだけ」とアンドレは言葉少なく予選を終えた。

     

    (*) GT500クラスでは、課されたウェイトハンディが50㎏を超えた場合、燃料流量リストリクター径の調整を併用したハンディが課される。

     

     

    8月5日 (日) 決勝

     

    17gt5-CAL717gt5-CAL8決勝レース当日の富士スピードウェイ上空は朝から青空が広がり、時おり雲が覆ったものの、レース観戦には好適な日和となった。参加ドライバーは午前中、トークショーなどを通じてファンとの交流を楽しんだ。レースのスタート前には選手紹介のセレモニーが行われ、選手たちのモティベーションは決勝に向けて徐々に高まっていった。

     

     

     

     

    17gt5-CAL5そして、時刻は15時25分を迎え、300km(4,563mX 66周)に及ぶ決勝レースのスタートとなった。薄曇りながら気温は29℃(路面温度35℃)まで上昇する中、総勢45台のGTマシンがパレードラップ、フォーメーションラップを経て、爆音と共に一斉にローリングスタート!


    17gt5-CAL3GT500クラスのスターティンググリッド6列目から追い上げることとなったLEXUS TEAM LEMANS WAKO’Sのアンドレア・カルダレッリは、5周目に1号車を交わして10番手に上がる。アンドレは重いマシンに苦しみながらも順位を死守して周回を重ねる。レースが20周を過ぎる頃からタイヤの磨耗に苦しみ、早めにピットインするマシンが見られるようになる中、アンドレア・カルダレッリはステイアウト。前を行くマシンを攻めるアグレッシブな走りを披露する。やがて、30周目を終えた6号車はほぼ予定通りにピットイン! タイヤ交換、給油を終えたWAKO’S 4CR LC500には大嶋和也が乗り込み、後半のスティントへ向かった。

    その大嶋は、34周目に9番手、36周目には8番手、さらに49周目には7番手へと順位を上げる。しかし、53周目に1台のマシンに先行を許し、その後62周目には9番手へと後退してしまう。それでも我慢の走りを重ねた大嶋は66周のレースを走りきり、9位でフィニッシュした。

     

     

    17gt5-CAL1アンドレア・カルダレッリ

    「2ポイントは獲得しましたが、ガッカリです。ウェイトハンディにもかかわらず、マシンのペースは良かったのですが、自分のスティント中に前のマシンに数周にわたってブロックされ、オーバーテイクもままならず、タイムをロスしました。この状況を見てピットストップをもっと早くしていれば、5位か6位を狙えたかもしれません・・・。次の鈴鹿は、更に厳しいレースになると思います。それでも粘り強く戦ってチャンピオンに近づくよう、ベストをつくします!」

     

     次戦となるSUPER GT第6戦は8月26、27日、鈴鹿サーキットにて開催される。

     

    Photos by TOSHIKAZU MORIYAMA

     

     

     

     

     

     

     

     

    アンドレア・カルダレッリ、天候に翻弄された大荒れのレースで3位表彰台獲得!


    17gt4-CAL7SUPER GT夏の3連戦の初戦、2017 AUTOBACS SUPER GT 第4戦「SUGO GT 300km RACE」が7月22、23日の両日、蔵王連峰を望むスポーツランドSUGO(宮城県)で開催された。

     

    LEXUS TEAM LEMANS WAKO’S、そしてドライバーのアンドレア・カルダレッリ/大嶋和也ペアは昨年、ここでポールポジションを獲得。SUGOを得意としており、優勝への期待が高まる中でのレースとなった。

    (公式入場者数:7/22(土)9,600人、7/23(日)26,200人) 

    17gt4-COU

     

     

     

     

    尚、GRMドライバーのアンドレ・クートは、7月8日、中国Zhuhaiサーキットで開催されたChina GT Championshipのレース中のアクシデントで負傷。その治療に専念するため、予定されていた今大会と次戦富士大会への欠場を余儀なくされた。

     

     

     7月22日(土) 公式予選

     

    17gt4-CAL2朝の公式練習(9時05分~10時54分)は、天気予報に反して、サーキット上空には青空が広がり、ドライコンディションのセッションとなった(気温32℃ 路面温度42℃)。


    GT500クラス15台、GT300クラス28台の全車両が走行したこのセッションで、LEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sは、まず大嶋和也がチームのマシン、WAKO’S 4CR LC500(6号車)をチェック。続いてアンドレア・カルダレッリが午後の公式予選、さらに日曜日の決勝を見据えたセッティングを煮詰めていった。そしてセッションの最後、GT500車両占有の10分間でアンドレアはニュータイヤを装着してアタック。1分12秒394の最速タイムをマーク。WAKO’S 4CR LC500の好調さをアピールした。

     

    21QC4722やがて公式予選1回目(GT500 Q1:14時36分~14時51分 気温29℃ 路面温度36℃)へとプログラムが進む。GT300クラスのQ1が開始された時点で雨粒が若干落ちたものの路面が濡れることはなく、Q1アタッカーを任されたアンドレア・カルダレッリはドライコンディションのもと、8番手となる1分12秒163のタイムを記録してQ2進出を決める。続くQ2(15時30分~15時42分)では、大嶋和也がプッシュ。だがライバル勢の速さが勝り、WAKO’S 4CR LC500は8番手(1分12秒163)で予選を終えた。

     

     

    17gt4-CAL3

     

     

     

     

    アンドレア・カルダレッリ

    「重いウエイトハンディ(60kg)がある中、マシンは好調で満足のゆく予選だったと思います。今日の予選はHonda勢が強く、その中に分け入ることは叶いませんでしたが、明日のレースでは上位を狙って頑張ります!」

     

     

     

     

     

     

     

    7月23日(日) 決勝

     

    17gt4-show決勝日はあいにくの小雨まじりの中でスタートした。しかし、スポーツランドSUGOには朝から多くのSUPER GTファンが集まり、午前中はピットウォーク、ドライバートークショー、そして選手紹介など、SUPER GTの魅力を伝える様々なファンサービスが行われ、サーキットにはファンの笑顔があふれていた。


    17gt4-grid雨は大降りになることなかったものの、その後も降ったり止んだりを繰り返す悩ましい状況の中、時刻は午後2時30分を迎えた。引き続き細かい雨が降るウエットコンディションのもと(気温25℃、路面温度27℃)、パレードラン、フォーメーションラップを経て、総勢45台による決勝レース(81Lap)の火蓋が切られた。

     

     

     

     

     

    17gt4-CAL68番手からスタートしたWAKO’S 4CR LC500を操るアンドレア・カルダレッリは、オープニングラップから快調にプッシュし、2周目には6番手に順位を上げる。GT300クラスの車両のアクシデントが発生し、セーフティカー(SC)が導入された後、雨脚がやや強まった17周目にはスピンを喫した1台のマシンを尻目に5番手に浮上。その順位でチャンスを伺うアンドレアは、雨が止み路面が一部乾き始めた30周目には4番手へとさらに順位を上げる。レインタイヤをいたわるため、濡れた路面を探しながら我慢の走りを続けたWAKO’Sカラー6号車だったが、それでも40周目には3位へポジションアップ! そして、アンドレアは2回目のSCランが解除されたタイミング(LAP46 気温25℃/路面温度26℃)でピットイン。

    17gt4-CAL8

     

    スリックタイヤに交換したWAKO‘S 4CR LC500は大嶋和也に委ねられた。その直後に発生したアクシデントにより、3度目のSCランとなった後にピットインを行った車両があったことから、トップ2台のマシンが入れ替わったが、6号車は引き続き3番手を堅持。大嶋も鬼神の走りでその順位を守りきってチェッカーフラッグを受け、LEXUS TEAM LEMANS WAKO’Sは貴重な3位表彰台をゲット! シリーズランキングもトップ(41ポイント)に踊り出た。

     

    17gt4-CAL5アンドレア・カルダレッリ

    「ポディウム・フィニッシュができて本当に嬉しいです。路面コンディションの変化や度々のSC、GT300との難しい混走、ウエイトハンディを背負いながらの戦い・・・と、様々な要素があるとても厳しい、タフなレースでしたが、チームが良いマシンを作り、私達ドライバーもミスなくレースをしたことで、この結果を得られたのだと思います。沢山の応援を有難うございました!」

     

     

     

    次戦となるSUPER GT第5戦は、8月5~6日、富士スピードウェイにて開催される。

     

    Photos by TOSHIKAZU MORIYAMA

     

     

    アンドレ・クート、今季初のSUPER GT、16位スタートから7位フィニッシュ。アンドレア・カルダレッリ、予選6位ながら、レースでは残念な13位

     

    17gt3-Grand stand5月20-21日、2017 AUTOBACS SUPER GT第3戦「SUPER GT IN KYUSHU 300km」が、新緑萌える阿蘇のオートポリス(4,674m)にて開催された。昨年4月に発生した平成28年熊本地震の影響で同サーキットでの開催は2年ぶりとなり、多くのSUPER GTファンが久しぶりのレース観戦を楽しんだ。

     

    (公式入場者数:5/20(土)10,470人、5/21(日),18,200人)

     

     

     

     

     

     

    5月20日(土) 公式予選

     

    17gt3-CAL2オートポリス上空には朝から青空が広がり、初夏を思わせる陽気(気温25℃)に場内放送では訪れたファンに熱中症への注意を呼びかけるほどだった。

     

    GT500クラスの15台、GT300クラスの30台のマシンは、9時から1時間45分にわたる公式練習を行った。
    GT500クラス、LEXUS TEAM LEMANS WAKO’Sのアンドレア・カルダレッリ/大嶋和也ペアはWAKO’S 4CR LC500(LEXUS LC500/Bridgestone/ウエイトハンディ60kg*)のセッティングを煮詰め、5番手となるタイム(1分34秒948)を記録してセッションを終えた。

     

    *GT500クラスのウエイトハンディは50㎏までを車載、51㎏からは燃料流量リストリクターで調整。

     

    17gt3-COU5また、今大会からD‘station Racing(GT300)より参戦のアンドレ・クートは、チームメイトの藤井誠暢とD’station Porsche(Porsche 911 GT3/Yokohama/WH24kg)をドライビングし、13番手(1分45秒818)のタイムをマークし、予選へと駒を進めた。

    そして、公式予選へとプログラムが進んだ。(気温26℃/路面温度41℃)

     

    まずGT300の1回目予選(Q1 13時30分~13時53分)では、アンドレ・クートがD‘station Racing 33号車のアタッカーを任され、ミス無くプッシュしたもののベストタイムは1分46秒016で16番手にとどまり、Q2進出はならなかった。


    17gt3-COU6アンドレ・クート

    「朝の公式練習ではマシンは良かったので、もっと良い結果を期待していたのですが、Q1ではフロントのグリップが足りずQ2への進出を逃してしまいました。ともかく明日のレースにフォーカスして追い上げを頑張ります」

     

    17gt3-CAL3また、GT500のQ1(14時00分~14時15分)では、LEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sは大嶋和也をコースへ送りだし、1分35秒549をマーク。6号車は7番手でQ2進出を果たした。そのQ2では、アンドレア・カルダレッリがステアリングを握り、1分35秒675を記録。7番手でセッションを終えた。尚、予選終了後、上位の車両にペナルティ(黄旗中のタイム更新)が科されたため、6号車は6番手に浮上。グリッド3列目から決勝レースをスタートすることとなった。

     

    アンドレア・カルダレッリ

    「朝の走行時とはフィーリングが変わり、苦しい予選となりました。でも、ウエイトハンディを考えると悪くない結果と言えるでしょう。明日のレースではベストを尽くして戦います!」

     

     

     

    5月21日(日) 決勝


    17gt3-COU3決勝日も暑さが続き、12時25分からのウォームアップ(20分間)時の気温は23℃、路面温度36℃というコンディションとなった。絶好のレース日和の中、14時00分、65ラップにわたる決勝レースの火蓋が切られた。


    D‘station Racingのアンドレ・クートは、GT300クラスのグリッド8列目からスタート。D’station Porsche(33号車)でのレースはこれが初めてだったにもかかわらず、クートはミスの無い巧みなドライビングを披露。GT500クラス上位が5周目に入ったところで発生したアクシデントによりセーフティカー(SC)が導入されるまでに5ポジションアップ。その後もポジションを9位まで上げ、26周を終えたところでピットイン。レース後半を担当した藤井誠暢も気迫の走りを続け、7位でチェッカーフラッグを受けた。

     

    17gt3-COU7

     

     

    アンドレ・クート

    「16位からのスタートで7位。チームの貴重なポイントゲット(4pt)に貢献できたことは良かったです。このサーキットの特性とポルシェとの相性の点から、優勝を狙えるマシンではありませんでしたが、抜きどころの少ないレイアウトでもトモ(藤井選手)と順位を上げられたのは良かったです。次のSUGOではもっと上を狙ってゆきます!」

     

     

     

     

     

    17gt3-CAL1LEXUS TEAM LEMANS WAKO’Sのスタートドライバー、アンドレア・カルダレッリは、レース序盤から6番手を死守。しかし、中盤からWHを背負う6号車は8番手へと後退。そして31周を終えたところで、WAKO’S 4CR LC500は大嶋和也へ託された。迅速なピットワークで6号車は実質6番手でコースに復帰。大嶋は46周目にライバルの1台を交わし、さらに戦列を去った1台を尻目に4番手へと浮上する。その勢いのまま大嶋は3番手争いに加わるが、なんと1台のマシンと軽く接触! その際のダメージによりWAKO’S 4CR LC500のペースは徐々に落ち、遂にフィニッシュまで3周となったところでピットイン! コースへと復帰することなくそのまま13位でレースを終えた。

     


    17gt3-CAL4

     

     

    アンドレア・カルダレッリ

    「こんな形でレースを終えることになり、残念です。レースは難しく、私のスティントでもかなりの接触があるファイティングなシーンが多くありました。幸いダメージはありませんでしたが、カズヤは接触によりタイヤにダメージを受けたようで、レースを終えることになってしまいました。でも、これもレース。次戦で必ず挽回します!」

    次戦、AUTOBACS SUPER GT 第4戦は、7月22~23日、スポーツランドSUGOにて開催される。

     

     

    Photos by TOSHIKAZU MORIYAMA

     

     

     

     

     

     

     

    アンドレア・カルダレッリ、2大会連続の2位表彰台!

     

    17gt2-CAL12017 AUTOBACS SUPER GT 第2戦「FUJI GT 500km RACE」が5月3日~4日、富士山麓の富士スピードウェイにて開催された。ゴールデンウィーク中のビックイベントには、延べ92,100人のGTファンが来場。絶好のレース日和に恵まれた500kmのロングレースの迫力を堪能した。

    (公式入場者数:5/3(水)33,100人、5/4(木)58,000人)

     

     

     

     

     

     

    5月3日(水・祝) 公式予選

     

    17gt2-CAL7朝の公式練習(9時00分~10時45分)は、清々しい気候のもと、GT500クラスの15台、GT300クラスの29台のマシンが走行、LEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sのアンドレア・カルダレッリ、大嶋和也コンビはWAKO’S 4CR LC500を操り、30kgのウェイトハンディにもかかわらず、2番手となるタイム(1分28秒712)と好発進。ロングランでもペースが良く、マシンの仕上がりは上々だった。

     

    17gt2-CAL12やがて公式予選へと公式プログラムが進んだ。

    GT500のQ1(14時50分~15時05分、気温18℃/路面温度30℃)を任されたLEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sのアンドレア・カルダレッリは、渾身のアタックで1分28秒241のタイムを叩き出し、3番手で難なくQ2への進出をきめた。そのQ2(15時45分~14時57分)では、大嶋和也がプッシュし、1分28秒217のタイムをマーク。WAKO’S 4CR LC500は3番手で公式予選を終えた。

     

    17gt2-CAL6

     

     

    アンドレア・カルダレッリ

    「今日の予選は、WHを考えても上出来でした。チームがとても良いマシンを用意してくれたお陰で、ドライビングのフィーリングも良く、明日P3からスタートなら優勝を十分に狙えると思いますよ!」

     

     

     

     

    5月4日(木・祝) 決勝

     

    17gt2-CAL3うす曇りながら富士山麓は前日に続き穏やかな天候に恵まれ、9時30分からファンサービスの一環として、ピットウォークが、また決勝スタート前には今大会を戦うチームとドライバーの紹介を含めた大会セレモニーが華やかに行われた。

     

    17gt2-startそして、12時35分から20分間にわたるウォームアップを経て、いよいよ決勝スタート予定時刻14時10分を迎える(気温19℃/路面温度29℃)。そしてGT500クラス15台、GT300クラス29台の総勢44台のマシンが110周にわたるロングレースの火蓋を切った!

     


    17gt2-CAL10LEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sは、まずスタートドライバーを務める大嶋和也が乗り込む。グリッド2列目からスタートした大嶋だったが、ペースが上がらず徐々に順位を落とし、序盤9周目には6番手まで後退してしまう。それでも18周目に1台を交わして5位に浮上したWAKO’S 4CR LC500は、35周を終えたところでピットイン。給油、タイヤ交換を済ませ、アンドレア・カルダレッリがステアリングを握って6番手でコースに復帰した。そこからアンドレアは猛プッシュ。前を行く23号車(MOTUL AUTECH GT-R)と激しいデッドヒートを展開するとこれを制し、39周目には4位へと浮上する。

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    そして55周目には1号車(DENSO KOBELCO SARD LC500)もオーバーテイクして表彰台圏内の3位に上がる。その後、ペナルティを科されて後退したマシンを尻目に、アンドレアは2位へとポジションアップ。その順位のまま2度目のルーティンストップを行い、WAKO’Sカラーのマシンには再び大嶋和也が乗り、最後の追い上げを敢行する。トップを行く38号車(ZENT CERUMOLC500)とのギャップを5秒弱まで縮める快走を続けた大嶋だったが、これを捕らえるには至らず、2位でチェッカーフラッグを受けた。

     

     

     

    17gt2-CAL2アンドレア・カルダレッリ

    「2位フィニッシュという結果は、チャンピオンシップを考えると本当に良かった(15ポイント獲得)。レースは、特にタイヤのマネージメントの部分で簡単ではありませんでしたが、私のスティントではオーバーテイクもすごく楽しめました。ただ、序盤で前のマシンを捕らえるために猛プッシュした分、後半はタイヤが厳しくなり、ドライビングは大変でした。ともかく、ここまでの流れはチームとしてとても良く、次のオートポリス大会がますます楽しみになってきました」

     



    TOPICS:

    17gt2-COU1

     

    GRMドライバーのアンドレ・クートがシリーズ第3戦、第4戦そして、第5戦にGT300クラスのD’station Racingから、藤井誠暢(とものぶ)のチームメイトとして参戦する。

    D‘station Porsche (911 GT3 R)の33号車は、第2戦富士で3位表彰台を獲得し、高いポテンシャルが証明されたマシンだけに、ベテランドライバー、アンドレ・クートの活躍が多いに期待される。

     

    AUTOBACS SUPER GT第3戦は、6月24、25日にオートポリス(大分県)にて開催される。

     

    Photos by TOSHIKAZU MORIYAMA

     

     

     

    アンドレア・カルダレッリ、予選2位、荒れた決勝レースで2位表彰台を獲得!

     


    17gt1-CAL1桜の季節と共に、2017 AUTOBACS SUPER GTがついに開幕。その第1戦「OKAYAMA GT 300Km RACE」が4月8日、9日の両日、岡山国際サーキットにて開催された。

     

    昨年、惜しくもシリーズタイトル獲得を僅差で逃し、ランキング2位に甘んじたアンドレア・カルダレッリは、今季も脇阪寿一監督率いるLEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sにて大嶋和也とのコンビで2年目のシーズンを迎えた。WAKO’S 4CR LC500(LEXUS LC500/ RI4AG)はシーズン開幕前のウィンターテストでも好走しているニューマシン。今季のチームの照準ただひとつ。シリーズチャンピオンのみである。

     

    この開幕戦を心待ちにしていたSUPER GTファンは、GT500クラスの15台、GT300クラスの30台による波乱に満ちたレース観戦を楽しんだ。 (公式入場者数:4/8(土) 9,700人、4/9(日) 17,300人)

     

    4月8日(土) 公式予選

     

    17gt1-CAL4朝の公式練習(9時00分~10時45分)は、曇り(気温18℃、湿度93%)。しかし、朝方まで降っていた雨で路面は濡れたまま。ウェットコンディションでのセッションスタートとなった。しかし、セッションが進むにつれ、路面は徐々に乾いていった。

     

    LEXUS TEAM LEMANS WAKO‘S(6号車)のカルダレッリ/大嶋組もマシンのセッティングを煮詰めていったが、終盤にECUのトラブルが発生し、ベストラップタイムは1分19秒498、9番手で走行を終了した。

     

    やがて公式予選の時刻を迎えた。サーキット上空は厚い雨雲に包まれていたが、GT500クラスのセッションはドライコンディションで行われた。

     

    17gt1-CAL2

     

    GT500クラスのQ1(15時15分~15時30分)を任されたLEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sのアンドレア・カルダレッリは、WAKO’S 4CR LC500を操り、1分18秒558のベストタイムを記録して見事、2番手の好位置をゲット! 難なくQ2への切符を手にした。

    そして、大嶋和也がそのQ2(16時15分~16時37分)に臨んだ。セッション開始早々から果敢に攻める大嶋は周回を重ねるごとにタイムを更新。しかし、区間タイムでベストを更新していたラップに、1台のマシンがコースオフして赤旗が提示され、セッションは中断となってしまった。その後、予選は再開され、3分間のチャンスはあったものの、そこでもコース上でストップしたマシンがあり、2回目の赤旗提示。結局、セッションは再開されず、そこで終了となってしまった。結果、LEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sは公式予選を2番手で終え、日曜日の決勝はスターティンググリッド最前列、LEXUS勢最上位からのスタートすることとなった。

     

    17gt1-CAL9アンドレア・カルダレッリ

    「Q1は、初めて装着したタイヤでしたが、フィーリングがすごくよく、自信をもってプッシュできました。でも、Q2はアタックに至らないまま終わってしまい、ポールが見えていただけに残念でした。私達にとってアンラッキーな予選結果となってしまいましたが、優勝を狙える位置からのレースなので、明日はチーム一丸となって頑張ります!」

     

     

     

     

    4月9日(日) 決勝

     

    17gt1-CAL3決勝日、天候は曇り。今季より朝のフリー走行はなくなり、各ドライバーはピットウォークやトークショーなど、より多くのファンとの交流を楽しんでいた。
    そして、スタート前には開幕戦を祝す華やかなオープニングセレモニーや選手紹介が行われ、ウォームアップ走行(20分間)へと公式プログラムが進行した。


    17gt1-CAL13やがて決勝スタート時刻の14時34分を迎えた。舞台となる岡山国際サーキットは曇り(気温19℃/路面温度25℃)。

    白バイ先導のパレードラップ、そしてフォーメンションラップへ。しかし、ポールシッターの8号車(ARTA NSX-T)を含め、HONDA勢3台が次々にコース上でストップする波乱が! この混乱をうけて赤旗が提示され、レースは中断となった。このため2番手だった大嶋和也が乗り込んだLEXUS TEAM LEMANS WAKO’Sは、セーフティカー先導によるレース再開は、トップからスタートすることとなった(大会審査委員会の決定により決勝周回数は81周となった)。

    17gt1-CAL11その6号車は、3周目に2番手のマシンに先行を許したものの、大嶋は落ち着いたドライビングで周回を重ねる。しかし7周目、T11にてクラッシュしたマシンとトラブルによりストップした車両が出たため、セーフティカーが導入された。レース再開後も2番手で粘る大嶋だったが、22周目には1ポジションダウン。やがて37周を終えピットストップを行う時点では4番手となっていたWAKO‘S 4CR LC500は、アンドレア・カルダレッリに託された。

    チームクルーの迅速なピットワークも功を奏し、アンドレアの駆けるWAKO’sカラーのマシンは3番手に浮上する。17gt1-CAL12そこからハイペースで前車を追うアンドレアは42周目には2番手を奪回!数ラップ後にはトップの37号車(KeePer Tom’s LC500)を猛追する。しかし、その後T9にて大きくクラッシュした車両があったため、再びセーフティカーが導入され、トップ2台のバトルは一旦クールダウン。再スタート後、残り20周の戦いとなった。岡山を得意とする二人のドライバー、38号車の平川亮と6号車のアンドレア・カルダレッリは、お互い一歩も譲らない攻防を展開。70周目ごろから2台の激しいテール・トゥ・ノーズの争いが続いた。しかし、スピンを喫したGT300のマシンに行く手を阻まれたアンドレアは、トップのマシンとのギャップを詰め切れず、結局2位でフィニッシュした。

     


    17gt1-CAL10アンドレア・カルダレッリ

    「タフレース、いや本当にファイティングレースでした。私達はややアグレッシブなタイヤチョイスをしたので、序盤タイムを少しロスして4位にいたのが悔やまれますが、後半の自分のスティントでは挽回ができて良かったです。ともかく、チームの皆の力で戦闘力のあるマシンを得て、2位という結果は良かったですし、開幕戦からポイントも取れてハッピーです。」

     

     

    次戦、SUPER GT 第2戦は、富士スピードウェイを舞台に、5月3~4日に開催される。

     

     

    Photos by TOSHIKAZU MORIYAMA

     

     

    アンドレア・カルダレッリ 4位&2位でフィニッシュ、シリーズランキング2位、アンドレ・クートはGT300クラス 5位&18位、シリーズ8位で2016年シーズンを締めくくる

     

    16gt3-qf全8戦で戦われる2016 AUTOBACS SUPER GT シリーズの最終戦となる「MOTEGI GT GRAND FINAL」が熊本地震復興支援大会として11月12~13日、ツインリンクもてぎにて開催された。
    この大会は、5月に行われる予定だった第3戦オートポリス大会が熊本地震により中止されたため、その代替大会として最終戦の行われる週末に組み込まれるというイレギュラーな大会構成となった。

    16gt8-pwそのため11月11日(金)の午前と午後にそれぞれ1時間の公式練習、12日(土)に第3戦、13日(日)に第8戦が行われるという、SUPER GT史上初の1大会2戦というフォーマットとなり、2日間で大量得点が可能となるため、チャンピオンの行方がまったく予測できないシーズン最終イベントとなった。

     

    まさに“SUPER GT史上最大の決戦”と称された、今シーズンを締めくくるに相応しいこの最終戦には、全国からGTファンが集結し、2日間に及ぶエキサイティングなレースの行方を見守った。

    (公式入場者数:11/12(土) 23,500人、11/13(日)36,000人)

     

     

     

     

    11月11日(金) 公式練習

     

    16gt3-fp朝のセッション(9時00分~10時00分)が大雨に見舞われたため、午後のセッションが40分間延長され、13時00分~14時40分に行われた。セッション開始時点で既に雨は上がっていたものの、路面はウエットコンディション。それでも徐々に乾き始め、スリックタイヤで走行するマシンも見られるようになってきた。ところがセッション終了20分前から再び雨粒が落ち始める。セッティングを煮詰めるには難しいコンディションの公式練習となった。
    16gt3-cou7そんな中、GT500クラスの15台、GT300クラス28台のマシンが走行し、LEXUS TEAM LEMANS WAKO‘S (ウエイトハンディ46kg)のアンドレア・カルダレッリ/大嶋和也組は、5番手となるタイム(1分45秒818)を記録し、シリーズランキング2位でチャンピオンを狙うチームにとって好発進となった。
    また、ランキング7位ながら大逆転により2連覇を目指すGAINER TANAX GT-R (WH 32kg)のアンドレ・クート/富田竜一郎ペアは、GT300クラスの16番手(1分57秒138)。但し、これはレインタイヤのみのタイムで、クートはマシンの仕上がりに自信を窺わせた。

     

     

    11月12日(土) 第3戦 公式予選・決勝

     

    16gt3-cou5公式予選は通常の「ノックアウト」方式ではなく、15分間のセッションで1名のドライバーがドライブする方式。前夜の雨は上がり、青空も見えてきたものの、路面はウエットコンディションのまま。

    GT300クラスの予選(8時35分~8時50分) では、GAINER TANAX GT-Rのステアリングを任されたアンドレ・クートがウェットタイヤ交換を2回行いながらアタックし、1分57秒059をマーク。5番手の好位置につけた。

    16gt8-cal5一方、GT500クラス(9時00分~9時15分)の予選でLEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sのアタックドライバーを務めた大嶋和也は、10番手タイム(1分47秒064)に留まった。

     

     

    そして、時刻は13時30分を迎え、53ラップによるSUPER GT 第3戦のスタートとなった。

    ツインリンクもてぎの上空はすっかり晴れ渡り、気温は21℃(路面温度23℃)まで上昇していた。

     

     

     

    16gt3-cal25列目からスタートしたWAKO’S 4CR RC Fの大嶋和也は、オープニングラップで8番手へ浮上。しかし、3周目にターン1、ターン11でGT300クラスの車両によるアクシデントが発生。セーフティカーが4周にわたって導入される波乱の序盤となった。
    そのSCが解除され、レースが再開された8周目に6号車は前を行くマシンをオーバーテイクして7番手へ!更にその2周後には6番手へと大嶋はアグレッシブな走りを披露する。その後も数ラップにわたり5番手争いを展開していた大嶋は22周を終えたところでピットイン。スピーディーなタイヤ交換・給油を済ませたメカニックはアンドレア・カルダレッリが乗るWAKO’Sカラーのマシンをコースへと送り出した。アンドレアはチームの期待に応え、実質3番手につけてハイペースでラップを重ねるが、その後タイヤ無交換でピットの作業時間を詰めたマシンに分け入られて4番手へ。それでも残り10ラップとなる頃にはカルダレッリは前を行く3番手のマシンを猛追するがポジションを上げるには至らず、そのまま4位でフィニッシュした(8ポイント獲得)。

     

    16gt3-cal1アンドレア・カルダレッリ
    「10番手のポジションから4位で終わったのは良かったです。マシンは競争力があり、自分のスティントで何とか表彰台を狙ってプッシュしましたが、タイヤが磨耗していて叶いませんでした。これで、ランキングトップとの差は7ポイント。必ず明日チャンピオンの座を獲得します!」

     

     

     

     

     

     

     

    16gt3-cou1また、GT300クラス5番手からスタートしたGAINER TANAX GT-Rのアンドレ・クートは、その順位でSC後も好走を続ける。そして17周目、それまで抜きあぐねていた1台のマシンを交わして4位へ。そのまま順調に走行し、20周を終えたところでピットイン。マシンをチームメイトの富田竜一郎へ託した。富田も実質4位のポジションを死守し、レース後半をプッシュするも自身のスティント中盤に1ポジション後退し、50周を終え5位でチェッカーフラッグを受けた。

     

    16gt3-cou2アンドレ・クート

    「残念ながら5位にとどまりました。私のスティントではマシンは好調で4位、更に3位も見えていましたが、タイヤ交換をリアのみにしたので、トミタが終盤グリップダウンに苦しむことになってしまいました。上位のチームはタイヤの特性が違ったり、無交換だったこともあり、我々はこの結果に甘んじました。明日は戦略を少し変え、気持ちを切り替えて、悔いのないレースをしたいですね!」

     

     

     

     

     

    11月13(日) 第8戦 公式予選・決勝

     

    16gt8-grid2016年AUTOBACS SUPER GTを締めくくる第8戦は、最終戦に相応しい、雲ひとつない秋晴れに恵まれ、前日と同じ公式予選・決勝が行われた。

     

    GT300クラスの予選(8時40分~8時55分)は、GAINER TANAX GT-Rの富田竜一郎がステアリングを握り、7周にわたり果敢にアタックするが、ベストタイム1分48秒043で19番手にとどまった。

     

    一方、GT500クラス(9時05分~9時20分)は、LEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sのアンドレア・カルダレッリが渾身のアタック。1分36秒776のタイムで3番手と、優勝を充分に狙える好位置につけた。

    そして、いよいよ53ラップにわたる決戦の時刻、13時30分を迎えた。

     

    16gt8-cal3GT500クラス2列目からローリングスタートをきった6号車、WAKO‘S 4CR RC Fのアンドレア・カルダレッリは、オープニングラップを終えて順位をひとつ上げて2番手で戻り、トップの39号車(DENSO KOBELCO SARD RC-F)を追う展開を見せる。その順位を死守して予定通り21周目にピットイン。マシンを受け継いだ大嶋和也も2番手をキープ。後半のスティントでトップのマシンとのギャップをじりじりと縮める大嶋は、残り10ラップでその差を1.23秒まで詰めると、39号車に襲いかかる。テールトゥーノーズの展開でオーバーテイクのチャンスをうかがう大嶋だったが、ファイナルラップまでついに追い抜くには至らず2位でフィニッシュ。シリーズランキング2位(69ポイント)で2016年シーズンの幕を閉じた。

     

    16gt8-cal4アンドレア・カルダレッリ

    「本当にタイトルがかかったチャレンジングなレースでした。序盤タイヤをセーブしていましたがトップとのギャップは1秒以内、終盤は前の39号車よりペースは良かったと思います。カズヤのペースもとても速く、2位でポディウムフィニッシュを飾ることができました。そして、LEXUS勢がこのレースでトップ5を独占し、さらに39号車がシリーズチャンピオンとなり、TOYOTAファミリーの一員でいることを改めて誇りに思います。

    私にとっては新しいチームとの初シーズンで、色々学ぶことが多くありましたが、私達の6号車は最速マシンの一角にいて、シリーズランキング2位で終われたのは嬉しいですね。そして、多くのファンの応援に勇気づけられた1年でもありました。本当に有難うございました!」

     

    16gt8-cou5GT300クラス、後方からのスタートとなったGAINER TANAX GT-R 0号車アンドレ・クートは、オープニングラップで21番手へと後退したが、5周目までに19番手まで挽回。9周目には18番手となり、その順位で17周を終え、ステアリングを富田竜一郎に託した。富田もGAINER TANAX GT-Rを操り、粘りのドライビングを続け、15位までポジションを上げレースを終えた。この結果、アンドレ・クートはGT300クラスシリーズランキング8位(38ポイント)で2016年のSUPER GTシリーズ全8戦を終えることとなった。

     

    16gt3-cou4アンドレ・クート

    「今日は、私達のチームにとってはハッピーな日とはなりませんでした。昨日のレースを受けて、思い切って選んだタイヤが予選からまったく路面とマッチングせず、規定によりそのタイヤでスタートせざるを得なかったため、レースになりませんでした。ややギャンブルではありましたが、立てた策が裏目に出てしまい、残念ながら上位フィニッシュとはなりませんでした。最終戦がこんな結果に終わり、本当に応援をしてくれた多くのファンに申し訳ないですが、また来シーズンもエキサイティングなレースをお見せできれば嬉しいです。引き続き、応援をよろしくお願いします!」

     

     

     

     

     16gt8-finale

    Photos by TOSHIKAZU MORIYAMA

    アンドレア・カルダレッリ、今季初の嬉しい表彰台、アンドレ・クートは無念の4位フィニッシュ

     

    16gt7-circuit2016 AUTOBACS SUPER GTシリーズで唯一の海外開催となる 第7戦「BURIRAM SUPER GT RACE」が10月8~9日、タイ王国ブリラム県のチャン・インターナショナル・サーキットにて行われた。

     

    16gt7-pit-walkSUPER GTの開催が3回目となる今大会には、更に多くの現地GTファンが観戦に訪れ、エキサイティングなレースを楽しんだ。

     

    (公式入場者数:10/7(金) 8,139人、10/8(土)24,249人、10/9(日)27,948人 延べ60,336人)

     

     

     

     

    10月8日(土) 公式予選

     

    16gt7-cal5前夜には激しい雨が降ったものの、朝の公式練習(10時00分~11時45分)は、曇り空のもと、ドライコンディションでセッションが進められた。開始時には28℃だった気温も、全1時間45分のセッション中に31℃まで上昇。そんな中、大会へエントリーしたGT500クラス15台、GT300クラス26台はそれぞれのマシンのセッティングを行っていった。

     

    16gt7-cou1GT500クラスの6号車(WH70kg)、LEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sは先ず大嶋和也が乗り込みセッションをスタート。アンドレア・カルダレッリはロングランを行い、10番手となるタイム(1分25秒530)を記録してセッションを終えた。
    一方、GT300クラスのディフェンディングチャンピオン、アンドレ・クートと富田竜一郎を擁するGAINERの0号車(WH48kg)はこのセッションで予選に向けたマシンのセットアップを煮詰め、ベストタイム1分34秒318(12番手)で公式練習を終えた。

     

    16gt7-cou4やがてノックアウト方式による公式予選へとプログラムが進んだ。サーキット上空には厚い雨雲が1コーナー方面に見られたものの、セッション中に雨が降り出すことはなかった。

    まずGT300クラスのQ1 (15時00分~15時15分)では、GAINER TANAX GT-Rの富田竜一郎が果敢なアタックを行い、1分33秒520のタイムを叩き出し、5番手で難なくQ2への進出を決めた。そのQ2(15時45分~15時57分)では、アンドレ・クートが0号車を操り、猛チャージ。クートはGT300クラスのコースレコードを更新する1分32秒949を記録。3位で公式予選を終えた。

     

    16gt7-cou7

     

     

    アンドレ・クート

    「今シーズンのベストポジションで終えることが出来た良い予選でしたね。マシンの状態も今まででベストでしたし、自信をもってアタックすることが出来ました。特に高速コーナーでは本当に思い切ってプッシュできましたよ。ペースも良いので、明日の決勝が楽しみです!」

     

     

     

     

     

     

    16gt7-cal3また、GT500クラスのQ1(15時20分~15時35分)では、LEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sの大嶋和也が、渾身のアタックでコースレコードを破る見事なトップタイム(1分24秒462)を叩き出し、Q2を担当するアンドレア・カルダレッリへWAKO’S 4CR RC Fを託した。

     

    しかし、そのQ2(16時05分~16時17分)では、アンドレアのタイムは伸びず、1分24秒809がベストで6番手に留まり、決勝は3列目からスタートすることとなった。

     

     

     

     

    16gt7-cal1アンドレア・カルダレッリ

    「ハッピーな予選とはなりませんでした。私が1コーナーと2コーナーでタイヤをロックさせてしまい3/10秒ロスしました・・・。私達にはフロントロウから決勝スタートするポテンシャルがあることは分かっていただけに、この結果にはガッカリです。でも、明日は長いレースなので、6番手からの追い上げをガンバリマス!」

     

     

     

     

     

     

    10月9日(日) 決勝

     

    16gt7-cal2湿度は高いものの、うす曇りのチャン・インターナショナル・サーキットは比較的過ごしやすいコンディションとなった。朝のフリー走行(9時50分~10時20分)ではLEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sのアンドレア・カルダレッリ/大嶋和也組は2番手タイム(1分26秒007)をマークしてマシンの好調さをアピール。両ドライバーのコメントも「完璧!」と決勝レースへの自信に満ちていた。
    16gt7-cou6一方、GT300クラスでは、GAINER 0号のアンドレ・クート/富田竜一郎ペアが6番手(1分34秒559)。クートもマシンの仕上がりに手ごたえを感じ、決勝スタート時刻を待った。

     

     

     

     

    16gt7-grid

     

    そして、時刻は15時00分を迎え、いよいよ66周(約300km)にわたる決勝レースの火蓋がきられた。強い日差しに気温は33℃まで上昇し、まさにドライバーにとっては過酷な一戦となった。

     

     

     

    16gt7-cal12WAKO‘S 4CR RC Fは大嶋和也がGT500勢の3列目からスタートをきった。オープニングラップを8番手で終えた大嶋は、抜きあぐねていたマシンを交わし9周目に7番手へ。その後、長い6番手争いを繰り広げた6号車は28周目にようやく前を行くマシンを交わして6位を奪回。その後1台のマシンがペナルティにより後退したため5番手に浮上。そして、33周を終えたところでピットインし、WAKO’sカラーの6号車はアンドレア・カルダレッリに託された。5番手でセカンドスティントを快走するアンドレアは、47周目に4番手をゆくマシンにプレッシャーを与え始め、遂に51周目にライバルのミスを誘い4位へ浮上!更にペナルティを受けたマシンを尻目に3番手へ!その後も好走を続ける6号車は、そのまま3位でフィニッシュ!アンドレア・カルダレッリにとってLEXUS TEAM LEMANS WAKO’Sと共にゲットした今季初の表彰台となった。

     

    16gt7-cal10

     

    アンドレア・カルダレッリ
    「良いレースでした!4位狙いでしたが3位に入ることが出来ましたから。レースは大変ハードで、色々なことが起こり得たので、ともかくマシンを無事チェッカーまで運ぶことに集中しましたよ。でも、今日は本当にチームが良い仕事をしてくれ、ハッピーです。シリーズランキングも2位になり、もてぎへはこの良い流れを持っていきたいです!」

     

     

     

     

    16gt7-cou10また、GT300勢の3番手からスタートをきったGAINER TANAX GT-Rのアンドレ・クートは、9周目に2番手に上がり、じわじわとトップのマシンとのギャップを縮めていった。やがて、トップのマシンはレースが24周にかかる頃、早めのピットイン。しかし、クートはトップに躍り出たところで、何とGT500の3台によるバトルで行き場を失い、その内の1台と接触!左フロントを破損してしまった。0号車はそのラップで緊急ピットインし、迅速なマシンの修復を行ったものの、順位は後退してしまった。

    マシンを引き継いだ富田竜一郎は、5番手で粘り強いドライビングを続け、55周目には4位へ。そして最後まで走りきり、その順位でチェッカーフラッグを受けた。

     

     

     

    16gt7-cou2アンドレ・クート

    「私たちは全てを優勝のために完璧に準備をしてきたのですが、終盤の最終コーナーで3台のGT500の激しいバトルに挟まれ、その内の1台がコーナー出口でハードブレーキングをしたため、接触が避けきれませんでした。不運なことにそこでフロントフェンダーにダメージを負い、せっかくのポジションから後退する結果になりました。優勝が狙えたレースだけに、本当に残念で、今は行き場の無い気持ちですが、これがレーシング・・・。それでも4位フィニッシュできたのは良かったこととして、次戦へ気持ちを切り替えて望みます」

     

     

     

     

    SUPER GT第3戦(熊本地震により中止されたオートポリス大会の代替戦)およびシーズンを締めくくる第8戦は、11月12~13日(各日に予選・決勝開催)ツインリンクもてぎにて開催される。

     

    Photos by TOSHIKAZU MORIYAMA