2016/08/07
SUPER GT Rd.5 Fuji

アンドレア・カルダレッリ、アンドレ・クート、共にクラス9位でレースを終える。

 

 

16gt5-pit walk2016 AUTOBACS SUPER GT 第5戦「FUJI GT 300km RACE」が8月6日~7日、今季2回目の開催となる富士スピードウェイにて行われた。

 

夏休み期間中で好天に恵まれた2日間、多くのレースファンが各地より訪れ、真夏の熱いバトルが繰り広げられた日本最高峰のGTレースを楽しんだ。 (公式入場者数:8/6(土)18,400人、8/7(日)33,500人)

 

 

 

 

 

8月6日(土) 公式予選

 

16gt5-CAL2朝の公式練習(8時50分~10時35分)は、快晴のもとで行われ気温が29℃以上に上昇する中、GT500クラス15台、GT300クラス29台のマシンが走行した。

LEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sのアンドレア・カルダレッリと大嶋和也のペアはWAKO’S 4CR RC Fのマシンをドライビングしながらマシンのセッティングを進め、ベストタイム1分29秒864(5番手)を記録してセッションを終了した。

 

 

 

 

 

16gt5-COU3一方、GAINER のアンドレ・クートは、富田竜一郎と共にGAINER TANAX GT-Rをドライビング。今季のBOP(FIA GT3規定車両の性能調整)に苦しむ0号車はGT300クラス20 番手(1分39秒815)に留まった。

 

そして、時刻は14時25分、公式予選1回目(Q1)がスタートした。

 

16gt5-COU1GT300(14時25分~14時45分)のQ1では、GAINER TANAX GT-Rをアンドレ・クートがプッシュしたが、1分39秒013のタイムが精いっぱいで結果は19番手。昨年のチャンピオンをもってしてもトップ14台によるQ2への進出は叶わなかった。

 

アンドレ・クート

「私達には厳しい予選となりましたね。ミスもなく自分の最大限の力を出し切りましたが、この順位止まりでした。他のGT-Rも同じように苦しんでいましたね。でも、もう明日のレースのことに気持ちを切り替えていますよ」

 

16gt5-CAL6また、GT500のQ1(14時51分~15時06分)を任されたLEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sの大嶋和也はWAKO’S 4CR RC Fを操り、アタックしたが、他ライバルも次々にタイムを更新。結果、6号車のベストタイムは1分29秒770で11番手となり、トップ8台によるQ2でアンドレア・カルダレッリがアタックする姿を見ることはなかった。

 

16gt5-CAL3

 

 

 

 

 

アンドレア・カルダレッリ

「私達はべストを尽くしましたが、残念ながら第2戦に続き良い予選とはなりませんでした。このサーキットはLEXUS勢にとっては厳しいですね。でも今朝の走行でマシンはとても良いことを確認できたし、明日の長いレースでは前にゆくことだけ考えてゆきます」

 

 

 

 8月7日 (日) 決勝

 

16gt5-grid決勝日も富士山麓は晴れ渡り、朝のフリー走行が行われた時点(9時00分~9時30分)で気温は既に29℃(路面温度36℃)に達していた。このセッションでは、LEXUS TEAM LEMANS WAKO‘Sの6号車は、今大会で好調なNissan GT-R勢に割って入る2番手のタイム(1分31秒129)をマーク。決勝に向けてマシンの仕上がりの良さをアピールした。

一方、GAINER TANAX GT-R 0号車も、セッティングを煮詰めながら記録したベストタイム1分41秒102はクラス23番手で決勝へと駒を進めた。

 

そして、300km(全長4,563mX 66周)に及ぶ決勝レースのスタート時刻14時35分を迎えた。気温は34℃(路面温度54℃)まで上昇し、ドライバーにとっても苛酷な条件となる中、GT500クラス15台、GT300クラス28台の総勢43台のマシンが陽炎の立つストレートで一斉に戦いの火蓋を切っていった!

 

16gt5-CAL5GT500クラス6列目からローリングスタートを切ったLEXUS TEAM LEMANS WAKO’Sのアンドレア・カルダレッリは、序盤11番手をキープ。7周目にはトラブルでピットンしたマシンがあり、これをかわして10番手に上がる。だがアンドレアは苦戦を強いられ、12周目には既に「リヤタイヤが厳しい!」と無線で訴え始める。それでも我慢の走りを続けるアンドレア。その後、コース上で発生したアクシデントの処理のため19周目にセーフティーカーが導入され(SC:15時10分~15時28分)、激しいレースは一旦中立化される。そしてSCが解除された後、ピットインしたライバルを尻目に、ステイアウトしていたアンドレアは7番手とへ浮上。16gt5-CAL4そして、31周を終えたところでチームはタイヤを使い果たしたアンドレアをピットへ戻した。

 

ドライバー交代、タイヤ交換、給油を済ませたWAKO’S 4CR RC Fは、10番手で後半のスティントへ向かった。

ステアリングを引き継いだ大嶋和也は41周目の1コーナーで前を行く1台をオーバーテイクして9番手へ。そして、そのポジションで粘りのドライビングを続け、SUPER GT第5戦を9位でフィニッシュした。

 

 

16gt5-CAL1アンドレア・カルダレッリ

「難しいレースでしたね。私のスティントで履いたのはミディアムコンパウンドのタイヤだったので、10周目あたりからマシンをコントロールするのが難しくなってしまいました。それでカズヤのスティントでは違うタイヤでいくようアドバイスしました。でも、残念ながらピットストップ中にタイムロスがあったので、9位以上のポジションアップにはつながりませんでした。それでも、今週末、競争力に欠けていた私達にとって9位で終われたのはまずまずでしたね。次の鈴鹿では、全車ほぼ似たような条件となるので、更にタフな戦いになるでしょう。でも私たちは鈴鹿のテストで良いデーターを得ているので、自信をもって挑んでいきますよ!」

 

 

 

16gt5-COU4一方、GT300のGAINER TANAX GT-Rはアンドレ・クートが第1スティントを託された。クートはオープニングラップでひとつ順位を落としたものの、次の周には19番手を奪回。そこから着実にポジションアップを図り、レースが10周目に入る時には17番手まで順位を上げる。SC導入後、ピットインしたマシンを交わしてさらにポジションをアップさせる。ピットストップを遅らせる作戦を採るクートの0号車はそのままコースに留まり、自己ベストタイムを更新しながら好走。そして32周を走り終えてピットインすると、富田竜一郎へとバトンタッチした。

16gt5-COU5

12番手で後半のスティントに入った富田は、ベストタイムを更新しながら11番手へ!

更にレースが46周目に入ったところでひとつポジションアップし、ポイント圏内へと入った! 富田が果敢なドライビングを続けていた0号車は、レースが56周目に入ったところでトラブルを抱えたマシン1台を抜いて9番手へと浮上すると、そのままチェッカーフラッグを受けた。

 

16gt5-COU2

 

 

アンドレ・クート

「私たちにとってはとてもハードなレースでした。望んでいたペースが得られないままのレースでしたが、何とか10ポジションアップの9位フィニッシュ、2ポイントを獲得することが出来ました。次戦でもベスト尽くすのみです。引き続きGAINER TANAX GT-Rの応援をよろしくお願いします!」

 

 

 

 

 

次戦となるSUPER GT第6戦は8月27-28日、鈴鹿サーキットにて開催される。

 

Photos by TOSHIKAZU MORIYAMA