2008/05/25
Formula NIPPON Rd.3 Motegi

L. デュバル、3位表彰台フィニッシュ!今後の巻き返しに期待!

全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦の舞台は、HONDAのホームコースでもあるツインリンクもてぎ。抜きどころが少なく、ストップ・エンド・ゴーが繰り返され、ブレーキに厳しいと言われるここもてぎ。ドライバーには高いセッティング能力が求められるサーキットである。
今季まだ2ポイントしか獲得していないGRMのロイック・デュバルだが、昨年はチームメイトと共に1-2フィニッシュを決めた相性のいいコース。ここからの挽回を誓い、もてぎ入りした。

5月24日(土)、10:40からのフリー走行(30分間)は、うす曇りのドライコンディション(気温26℃/路面温度35℃)で行われ、HONDAエンジン搭載のPIAA NAKAJIMA 31号車のロイック・デュバルは4番手タイム(1’34.331)をマークした。「マシンの仕上がりは悪くないよ!」と好調な一日の滑り出しとなった。

ノックアウト方式の公式予選スタート時刻は14:05。雨の予報があったものの、幸い天候はうす曇りのままでQ1~Q3までのセッションはドライコンディションの中で行われた。 前戦の鈴鹿大会では、この1回目の予選で雨に足元をすくわれコースアウト、以降の予選セッションへの参加資格を失ったロイックだったが、ここもてぎでは、本来の速さと落ち着きを取り戻し、4番手(1’33.810)でQ2へと進出した。

さらに、10分間、即ちワンアタック勝負のQ2セッションでは3番手(1’33.544)へ。そして10分間の最終セッションQ1でポールポジションを目指してタイムを更新したロイックだったが、トップ3には僅差で及ばす、総合4位(1’33.358)で公式予選を終えた。

ロイック・デュバル 「朝のフリー走行で、若干アンダー・オーバー気味でしたが、大きな対策は敢えて施さずに予選へ臨みました。マシンは朝の状態のままながら、路面状況もセッションごとに良くなってゆく方向だったので、プッシュすることができました。目標のPPには届きませんでしたが、2列目(グリッド)からのスタートなら優勝の権利はあるので、明日はドライでもウェットでもベストを尽くして頑張りマス!」

5月25日(日)、前日夕方から降り始めた雨は、決勝当日朝のフリー走行まで残り、セッションはウェットコンディションで行われた。しかし、その雨も次第に止み、決勝スタート時には薄日が射し初め、路面はすっかり乾いた。スタート時の気温は23℃で路面温度は31℃。の穏やかな天候のもとでのレースとなった。

14:30、エンジン始動~フォーメーションラップを経て20台のマシンは52ラップ先のゴールを目指してスタートを切った。
4番グリッドからスタートした白と黒のPIAAカラーマシン、31号車のロイック・デュバルは、ジャンプスタートをした7号車に先行されて5番手でオープニングラップを終えるが、そのマシンがドライブスルーぺナルティを課せられて後退した後は、再び4番手に戻った。レース序盤を落ち着いた走りでラップするロイック。トップ1号車(松田)、32号車(小暮)、36号車(ロッテラー)、そして31号車のロイックのオーダーでまま中盤へ。

やがて22周を終えたロイックはルーティンのピットイン。タイヤ交換と給油を行い、再びコースへと復帰した。上位グループのすべてのマシンがピットインを終えた時点(33周)のロイックの順位はひとつポジションを上げた3番手。
安定したドライビングを続けるロイックは、その後もポジションをキープし、今季初となるポディウムフィニッシュを決めた。表彰台に立ったロイックは爽やかな笑顔を見せた。

ロイック・デュバル 「表彰台に戻れたことを素直に喜んでいます。1、2戦は結果が出せませんでしたからね。序盤のぺースは悪くなかったのですが、ストレートでのスピードが伸びず、前を行くアンドレ(ロッテラー)を抜きあぐねていたので、戦略を変えて早めのピットンをしました。でも、ピットアウトした後も数ラップに渡って遅いマシンにひっかかってしまい、タイムロスをしたのが残念です。 いずれにしても、チームと僕はできる限りのことはしたので、今日の結果はこれ以上はない、ベストだったと思います。」

尚、ロイック・デュバルはこのレース後、6月1日に行われるル・マン24時間の“テストデー”に向けて母国フランスへ出発する。

Photos by T.Moriyama