2008/04/02
Press Release

ロイック・デュバル、2008年ル・マン24時間参戦決定!

GRM所属ドライバーのロイック・デュバルが2008年ル・マン24時間に、フランスの名門、チーム・オレカから初参加することになった。チーム・オレカ・マトゥミュトが4月1日、ル・マン市内の同チームのファクトリーで記者発表した。

マシンは既に定評あるクラージュLC70をベースに、徹底的な見直しが図られたクラージュ・オレカLC70。モノコック以外すべて一新されており、新たに開発されたボディワークにはチームも大いに自信を持っている。「5ヶ月の間、技術チームがハードワークを続けてきた。我々の進化がどれほどのものなのかを測れるバルセロナでのレースを、私は非常に待ち遠しく思っている」とチーム代表のユグ・ドゥ・ショナック。
エンジンはジャッド。自然吸気V型10気筒5496ccで、現在のル・マンではガソリン・エンジン最強といわれている。

ドライバーは他に、元F1ドライバーのオリヴィエ・パニスをはじめ、ニコラ・ラピエール、耐久レースのスペシャリスト、ステファン・オルテリ、ソエイユ・アヤリ、そしてロイックと同じく若手のロラン・グロッピ。この6人が2台のクラージュ・オレカLC70に乗り込む。

「高い能力があり、コンペティティブなチームからル・マン24時間に参加できることになりました。これは僕にとって新しいチャレンジで、モチベーションもすごく上がっています。まだテストはしていませんが、早く乗りたいですよ。この大きなプロジェクトの一員になれて、すごくうれしく思っています」とロイック。

チームは今週末に行われる「ル・マン・シリーズ」開幕戦、バルセロナ1000kmに参加する。
ロイックは6月1日に開催される「テストデー」に参加。その後6月11日、12日の公式予選に臨む。決勝は6月15日午後3時にスタートする。

Photos by DPPI