2012/01/25
Press Release

GRMとアンドレア・カルダレッリ、新たなチャンレンジへ

株式会社グローバルレーシングマネージメント(GRM)は、イタリアの新鋭、Andrea Caldarelli(アンドレア・カルダレッリ 21歳)とマネージメント契約を交わし、才能あふれるドライバーのレース活動をバックアップして行くこととなった。

アンドレア・カルダレッリは、1990年(平成2年)2月14日、イタリア、アドリア海に面するペスカーラで生まれた。GTドライバーだった父親の影響により9歳でカートを始め、15歳からフォーミュラの世界へ転向。2007-年、トヨタ自動車の若手ドライバー育成プロジェクト、トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム(TDP)に抜擢され、フォーミュラ ルノー2.0 を経て、2009年にヨーロッパF3選手権へとステップアップした(シリーズ3位)。19歳にしてトヨタF1(Panasonic TOYOTA Racing)のテストドライブを経験し、翌年にはイタリアF3選手権に出場(シリーズ3位)。また、カルダレッリを高く評価したフェラーリからScuderia Ferrari F1のテストドライブの機会を与えられ、テストに参加したドライバーの中でトップタイムをマーク。ここでもポテンシャルの高さを証明した。

2011年、カルダレッリは全日本選手権フォーミュラ・ニッポンに初参戦(Kondo Racing)し、日本でのレース活動をスタートさせた。そして11月には国際自動車連盟(FIA)が運営し、数々のハードな育成プログラムが1年を通じて行われる若手ドライバー育成アカデミー、“Young Driver Excellence Academy”に見事合格。世界中の若手ドライバーの中から選考された最終18人に名を連ねた。
アンドレア・カルダレッリはまさに「心技体」を備えたプロドライバーとしての道を邁進している。

2012年、アンドレア・カルダレッリの活動の一つは、今年からスタートするFIA世界耐久選手権(FIA World Endurance Championship:WEC)に参戦するTOYOTA Racingの“ジュニアドライバー”として同チームが行うレースに関わること。プロフェッショナルなチームの一員となるカルダレッリは、レギュラードライバーからも耐久レースの戦い方等、数多くを学び、更なるスキルアップを目指す。

(TOYOTA Racingプレスリリース)