2015/01/30
Press Release

2015年、A.カルダレッリはSUPER GTとSUPER FORMULA 、A.クートもGT300チャンピオンを狙う!

 

15gt130-CAL515gt130-start62014年SUPER GT(GT500クラス)をシリーズランキング2位で終えたGRMドライバー、アンドレア・カルダレッリ(イタリア)は、引き続き名門チーム、LEXUS TEAM KeePer TOM’S(37号車、ブリヂストンタイヤ)よりシリーズに参戦する。今シーズンは、平川亮(広島)とタッグを組み、若手ドライバーコンビの元気な活躍に注目が集まる。 

 

加えて昨シーズン、わずか2戦へのスポット参戦ながらポールポジション獲得、そしてポディウムフィニッシュと見事なパフォーマンスを披露したカルダレッリは、全日本選手権SUPER FORMULAにトップチームのひとつ、Lenovo TEAM IMPULからフル参戦することとなった。マシンはLENOVO TEAM IMPUL SF14(20号車)で、チームメイトは同チームで経験豊富なジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(19号車)と、最強のパッケージでシリーズ全7戦を戦ってゆく。

 

日本でのレースは4年目となるアンドレア・カルダレッリ。チャンピオン獲得に向け、両シリーズとも最高の環境を得て、更なる飛躍を期すシーズンを迎える。

  

アンドレア・カルダレッリ
「今季も日本のレースフィールドで活動ができることをとても光栄です。昨年は、2ポイント差でSUPER GTのドライバーズチャンピオンを逃しましたが、今年こそLEXUS TEAM KeePer TOM’S、そして新しいチームメイトRyo(平川亮)と一丸となって、タイトル獲得に向けてプッシュしてゆきます。引き続きこの参戦の舞台を下さったLEXUS様、そしてTOM’S舘会長のご期待に応えるようベストを尽くします。

 

また、今季はSUPER FORMULAフル参戦が実現します。この国内トップフォーミュラでのフルシーズンエントリーをターゲットにしていたので、IMPULドライバーに起用されたことを本当に嬉しく思っています。この素晴らしいチャンスを下さったIMPUL様、そしてTOYOTA様に心から感謝しています。

かねてより一緒にレースをしたかった憧れのMr.星野、そしてIMPULという名門チームでSUPER FORMULAを戦えることは、私にとって本当に光栄なことで、誇りです。

一日でも早くテストをスタートし、自分の120%の力でシーズンを戦い、タイトル獲得へ挑戦してゆきたい気持ちで一杯です!」

 

 

15gt130-COU2一方、アンドレ・クート(ポルトガル)も、昨年の GT300クラスチャンピオンチーム、GAINERからSUPER GTへエントリー。磐石なチームと共に、ニッサンGT-RニスモGT3(10号車、ダンロップタイヤ)を操り2015年シーズンを戦うこととなった。

世界的に大きく期待されているGT3カテゴリーのニューマシンで、ベテランドライバー、アンドレ・クートがどのようにタイトル獲得へ挑んでゆくのか?その活躍に期待が膨らむ。

  

アンドレ・クート

「プロフェッショナルなチームの一員として、そして競争力の高いGT3マシンで今季SUPER GT全8戦にチャレンジすることになり、わくわくしています。世界一素晴らしい日本のレースファンの皆さんに私達の最高のレースをご披露しますので、引き続き応援をどうぞ宜しくお願いします。」

 

 

Oliver Jarvis (GB)尚、昨年LEXUS TEAM SARD(39号車)からSUPER GTに出場したオリバー・ジャービス(イギリス)は、アウディスポーツ・チーム・ヨーストのレギュラードライバーに大抜擢され、2015年FIA世界耐久選手権(WEC)にフル参戦することとなった。現役を退いたトム・クリステンの後継ドライバーとしての重責を担うジャービスは、日本のレースを暫く離れることになるが、アウディR18 e-トロン・クワトロを駆り、ワールドチャンピオンを目指す。GRMドライバーに大きなエールを送って頂きたい。

 

オリバー・ジャービス

「昨年の11月、最終戦を後にした時点では今季もSUPER GTで参戦するつもりでしたが、急遽AudiよりWECのフル参戦のオファーをいただきました。世界選手権参戦はビッグチャンス。嬉しさがある一方、レーススケジュールのバッティングなどから日本でのレース活動継続が出来なくなってしまいます。大好きな日本を一時的に離れなければなないことは、私にとって大変辛い選択でした。でも、本当にタフでエキサイティングなSUPER GTは、これからもずっと注目してゆきます」

 

Photos by M. Hirata, T.Moriyama, Audi