2009/10/18
SUPER GT Rd.8 Autopolis
ロイック・デュバル9位フィニッシュ、アンドレ・クート12位完走。
10月17~18日、全9戦で戦われるSUPER GTの第8戦「SUPER GT IN KYUSHU 300Km」がオートポリス(大分県)にて開催された。
阿蘇山麓に位置するオートポリスは、中高速コーナーが多く、高低差も大きなレイアウトで、かつ路面はタイヤには厳しいと言われているだけに、毎年チャレンジングな1戦となっている。その中でGRMドライバーでは2004、2007年にアンドレ・クートが、そして2008年にはロイック・デュバルがそれぞれポディウム・フィニッシュを遂げている。
10月17日(土)、朝のフリー走行では雨粒が若干落ちたものの、トラックコンディションはドライのまま、12:40より公式予選がスタートした。気温は19℃(路面温度24℃)、風がやや強く肌寒い中でのセッションとなった。
LEXUS TEAM SARD(39号車)のアンドレ・クートはGT500とGT300両クラスの混走セッションにて基準タイムをクリアすると、今回の予選アタッカーであるチームメイト、平手晃平にマシンを託す。平手はGT500の占有走行時間帯(10分間)でタイムアタックを行い、13番手(1’44.141)でセッションを終えた。
また、EPSON NSX(32号車)のロイック・デュバルは14番手(1’44.415)で予選を終了。それぞれマシンとタイヤのセッティングをまとめきれず、予選上位8台によるスーパーラップへの進出がかなわなかった。
10月18日(日)、オートポリスには九州でのSUPER GT開催を待ちわびた多くのレースファンが集まり、その入場者数は土・日あわせ延べ42.350人となった。そして、決勝時刻の14:00、気温は17℃(路面温度26℃)と低めながら強い日差しが心地良い好天のもと、いよいよ65周に及ぶ決勝レースの火蓋が切られた。
32号車、EPSON NSXはピットインを2度行う2ストップ作戦を選択。まずデュバルの僚友、中山友貴がスタートドライバーとして32号車を操り、22周にわたるファーストスティントを担当。そしてロイックが23周目からステアリングを握り、11番手から自己ベストタイムを更新しながら果敢な走りで周回を重ねていった。そして42周を終えたところで2度目のピットインを行い、再びロイックが最後のスティントへと向かった。ここでもロイックは自己ベスト(1’45.772)を叩き出しながら粘りのドライビングで走りきり、9位でチェッカーフラッグを受けた。
ロイック・デュバル
「今週末は上位に加わる流れが作れませんでしたが、今日のレースは受け持った2スティントともトラフィックの中でも巧くドライビングできたと思うし、また3セット目のタイヤでのラップタイムは悪くなかったですね。それに色々なデーターも取れたので今後に活かせるので良かったです。」
一方、7列目からスタートをきったアンドレ・クートはDUNLOP SARD SC430を操り、2周目のストレートで前の17号車(KEIHIN NSX金石年弘)をパス。しかしその直後の4コーナーで17号車に後方からプッシュされ、たまらずスピンオフ! リヤにダメージを負ってしまった。その修復のため緊急ピットインを余儀なくされたアンドレだったが、この不運を乗り越え再びコースへ戻り32ラップを終えてマシンを平手晃平へ託した。平手も安定したドライビングでゴールまでを走りきり12位でレースを終えた。
アンドレ・クート
「アクシデントのせいで上位争いに残れず残念です。高速コーナーでちょっとアンダー気味で、リヤグリップは少しずつダウンしていきましたが、マシンは悪くありませんでしたから、なおさらガッカリです・・・。」
阿蘇山麓に位置するオートポリスは、中高速コーナーが多く、高低差も大きなレイアウトで、かつ路面はタイヤには厳しいと言われているだけに、毎年チャレンジングな1戦となっている。その中でGRMドライバーでは2004、2007年にアンドレ・クートが、そして2008年にはロイック・デュバルがそれぞれポディウム・フィニッシュを遂げている。
10月17日(土)、朝のフリー走行では雨粒が若干落ちたものの、トラックコンディションはドライのまま、12:40より公式予選がスタートした。気温は19℃(路面温度24℃)、風がやや強く肌寒い中でのセッションとなった。
LEXUS TEAM SARD(39号車)のアンドレ・クートはGT500とGT300両クラスの混走セッションにて基準タイムをクリアすると、今回の予選アタッカーであるチームメイト、平手晃平にマシンを託す。平手はGT500の占有走行時間帯(10分間)でタイムアタックを行い、13番手(1’44.141)でセッションを終えた。
また、EPSON NSX(32号車)のロイック・デュバルは14番手(1’44.415)で予選を終了。それぞれマシンとタイヤのセッティングをまとめきれず、予選上位8台によるスーパーラップへの進出がかなわなかった。
10月18日(日)、オートポリスには九州でのSUPER GT開催を待ちわびた多くのレースファンが集まり、その入場者数は土・日あわせ延べ42.350人となった。そして、決勝時刻の14:00、気温は17℃(路面温度26℃)と低めながら強い日差しが心地良い好天のもと、いよいよ65周に及ぶ決勝レースの火蓋が切られた。
32号車、EPSON NSXはピットインを2度行う2ストップ作戦を選択。まずデュバルの僚友、中山友貴がスタートドライバーとして32号車を操り、22周にわたるファーストスティントを担当。そしてロイックが23周目からステアリングを握り、11番手から自己ベストタイムを更新しながら果敢な走りで周回を重ねていった。そして42周を終えたところで2度目のピットインを行い、再びロイックが最後のスティントへと向かった。ここでもロイックは自己ベスト(1’45.772)を叩き出しながら粘りのドライビングで走りきり、9位でチェッカーフラッグを受けた。
ロイック・デュバル
「今週末は上位に加わる流れが作れませんでしたが、今日のレースは受け持った2スティントともトラフィックの中でも巧くドライビングできたと思うし、また3セット目のタイヤでのラップタイムは悪くなかったですね。それに色々なデーターも取れたので今後に活かせるので良かったです。」
一方、7列目からスタートをきったアンドレ・クートはDUNLOP SARD SC430を操り、2周目のストレートで前の17号車(KEIHIN NSX金石年弘)をパス。しかしその直後の4コーナーで17号車に後方からプッシュされ、たまらずスピンオフ! リヤにダメージを負ってしまった。その修復のため緊急ピットインを余儀なくされたアンドレだったが、この不運を乗り越え再びコースへ戻り32ラップを終えてマシンを平手晃平へ託した。平手も安定したドライビングでゴールまでを走りきり12位でレースを終えた。
アンドレ・クート
「アクシデントのせいで上位争いに残れず残念です。高速コーナーでちょっとアンダー気味で、リヤグリップは少しずつダウンしていきましたが、マシンは悪くありませんでしたから、なおさらガッカリです・・・。」
Photos by T.Moriyama
TOPICS:
ロイック・デュバルが、10月31日~11月1日に岡山国際サーキットで初開催されるアジアン ル・マン シリーズ(LMP1クラス)にフランスの名門チーム、オレカ・マットミュット・エイムから参加する。昨年、同チームからル・マン24時間へのデビューを果たし、既にプロトタイプのドライビングは経験済みのロイックは、熟知している国内サーキットでの活躍が大いに期待されている。3時間のレースを2日間で2回行う今回、ロイックはレギュラー・ドライバーのニコラ・ラピエール(フランス)とタッグを組む。
また、アンドレ・クートは11月19~22日、マカオGPと共に開催されるFIA WTCC(世界ツーリングカー選手権)にSUNRED Engineeringチームから参加。セアト・レオンをドライブする。アンドレは2000年のマカオGPの覇者として毎年行われるイベントでは常に人気を集めている。